
物価高で節約を意識している人は多いはずです。ただ、削る支出や節約の方法は、収入やライフスタイルの変化に合わせて見直しが必要な場合もあります。それでも、一度身に付けた節約習慣から、なかなか抜け出せないという人もいるのではないでしょうか。
今回は、All About編集部が全国20~60代に実施した「本当はやめたい節約」に関するアンケートから、宮城県に住む48歳女性の実情と本音を紹介します。
回答者プロフィール
ペンネーム:つぅたん
年齢・性別:48歳・女性
同居家族構成:本人、夫(47歳)
居住地:宮城県
住居形態:持ち家(戸建て)
雇用形態:パート・アルバイト
世帯年収:500万円
貯蓄額:100万円
きっかけは結婚したばかりの時
つぅたんさんが本当はやめたいと思っているのは「光熱費」の節約です。
「エアコンを我慢してつけない、または温度設定に気を付けるようにしています。窓はアルミの保温シートを付けるなどして対応したり、お風呂も光熱費が無駄にならないように夫と続けて入ったりするよう心掛けています」
こうした地道な工夫によって、月に2000円前後の光熱費を抑えているといいます。
つぅたんさんが光熱費を節約し始めたのは2006年4月頃。きっかけは、結婚したばかりの時の家計事情でした。
「夫婦どちらも若かったため収入が少なかったのです。親にお金を借りてやりくりしていましたが、それではダメだと気付き、節約を始めました。また、子どもが生まれさらに光熱費がかかり、その負担が身に染みて、それから意識して節約を頑張っています」
夫婦そろって食べることや出掛けることが好きだったため、そこは削らず、光熱費で調整することにしたといいます。
請求書を見るたびに……
しかし、節約を意識し続けてきた結果、家計を楽にするための工夫から、抜け出しにくい習慣に変わってしまいました。
「夏は電気代、冬はガス代と、請求書を見るたびにもっと節約しなければならないと感じてしまい、夫にも強要しているあり様です。長く続けてきたというか習慣化しているので、逆にエアコンをガンガンつけるという行為がもったいないと感じるようになりました」
なかなかその習慣から抜け出せないつぅたんさんは、不満を抱えています。
「電気代やガス代のことが、常々頭から離れません。エアコンをつければ電気代、風呂の追い炊きをすればガス代……という感じで常に頭に浮かびます。それがストレスです」
そしてなかなか夫からの協力が得られないこともあり、みじめさを感じているともいいます。
「私がこんなに光熱費の節約をして他の出費に回しているのに、エアコンをつけたままにしたり、ドアを開けっ放しにしたりしてそのまま外出するなど、夫があまり協力をしてくれない時、『これほど私は頑張っているのに……』とみじめになります。節約を始めてから長い年月がたち収入も安定して、今はそれほど極端な節約はやらなくてもいいのですが、地球環境のことまで考えてしまい、しんどいです」
本人も今はやらなくてもいい節約だと分かっていながら、つぅたんさんの答えは変わりません。
「このまま一生続けると思います」
最後に、もしも明日からお金の心配がなくなり光熱費の節約をやめられるとしたら、まず一番に何をしたいか聞きました。
「エアコンの温度を下げたいです」
<調査概要>
「本当はやめたい節約」に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年9月11日
調査対象:全国20~60代の100人(男性:28人、女性:72人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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