
友達、同僚、親戚……あらゆる人間関係においてお金は切っても切り離せないもの。物価高で家計管理にシビアにならざるを得ない中、これを機に関係性を見直したという人もいるようです。
All About編集部は全国20~70代の200人を対象に「物価高で見直した・手放した人間関係」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、北海道に住む41歳男性のエピソードを紹介します。
私だけ節約しているのが浮いてしまい…
【回答者プロフィール】
・居住地:北海道
・年齢:41歳
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:パート・アルバイト
・職業:ドラッグストアの販売スタッフ
・年収:約280万円
・貯蓄:約120万円
男性が物価高によって見直した人間関係は「学生時代の友人グループ」だそう。
「久しぶりに誘われて参加した食事会で、1人当たりの会計が予想以上に高く、正直かなり負担でした。物価高で外食が高くなっているのに、みんなは気にせず次々に注文し、割り勘が当然という雰囲気。私だけ節約しているのが浮いてしまい、『また来ようね』と言われたときに、もう無理をして合わせる必要はないと感じました」
相手からの誘いを断るときはどのように伝えているのでしょうか。
「金銭的な理由を正直に伝えると気を使わせてしまうので、『最近忙しくて予定が合わない』とやんわり断っています。相手は『また落ち着いたら来てね』と軽い反応ですが、内心では少し申し訳なさもあります。ただ、無理をして参加してストレスを感じるよりは、今の距離感のほうが自分には合っていると感じています」
人間関係を見直した後、自身の生活や心境に変化があったようです。
「無理に予定を合わせることがなくなり、心に余裕ができました。交際費も減って家計が安定し、休日を自分のために使えるようになりました。気疲れする関係が減ったことで、気持ちが軽くなったと感じています」
家族との時間はお金では買えない大切なもの
そんな中、男性には、この人だけには「いくらかかっても会いに行く」「絶対にお金を惜しまない」と決めている相手がいるといいます。それは「実家の母」です。
「母とは普段なかなか会えないので、会うときは一緒に食事をしたり、ちょっとしたプレゼントを渡したりしたいと思っています。母が喜んでくれる姿を見ると、自分もうれしくなりますし、家族との時間はお金では買えない大切なものだと感じるからです」
最後に、今後も物価や社会情勢の変化も予想される中、人間関係で大切にしていきたいことを聞きました。
「お金の価値観が近く、無理をしなくても自然体でいられる人との関係を大切にしたいです。物価がどう変わっても、気持ちよく付き合える相手とだけ時間を使うことで、生活も心も安定すると感じています」
<調査概要>
物価高で見直した・手放した人間関係に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~70代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールなどは、編集部で一部改変している場合があります。






