どの会社のフリーパスを買うのがお得か

東京近郊の人気観光地である鎌倉と江の島。2つの観光地は、非常に距離が近いので、セットで巡る人も多いようです。
フリーパスを使って、お得に鎌倉・江の島旅行を楽しみましょう

フリーパスを使って、お得に鎌倉・江の島旅行を楽しみましょう


JR線や小田急線で鎌倉・江の島エリアにアクセスし、現地の足である江ノ電、湘南モノレール、バス等を利用して観光する際に、便利でお得なのがフリーパス。

その日のうちなら何度でも乗り降り可能なフリーパスは、各社から発売されています。

どの会社の切符を購入するべきかは、主なアクセス手段(JR線 か 小田急線)と、どのエリアを中心に巡りたいのかによって決まるので、まずは、それらの情報を表に整理してみます。
どのフリーパスを買うべきか?

どのフリーパスを買うべきか?


上の表で、「アクセス手段」「目的エリア」から、対象の切符を絞ると、複数の候補に「○」が付く場合がありますね。以下、切符の詳細を説明するので、どの切符が自分に一番ピッタリなのか、選んでみてください。

1.「鎌倉・江ノ島パス」(JR東日本)

JR横須賀線

JR横須賀線


【切符の内容】

切符の特徴を一言でいうと → フリー区間が広範囲で、使い勝手がいい!

JR東海道線の大船~藤沢間、JR横須賀線の大船~北鎌倉~鎌倉間に加え、江ノ電全線(藤沢~江ノ島~長谷~鎌倉)、湘南モノレール全線(大船~湘南江の島)という、かなり広範囲がフリー乗車区間として網羅されています。

周辺の施設やお店等での割引サービスは付いていませんが、付いていても使わない人も多いと思いますので、問題ないでしょう。

<DATA>
JR東日本 鎌倉・江ノ島パス(JR東日本ホームページ)

【どんな人にオススメか】
主にJR線を利用して鎌倉・江の島エリアにアクセスし、鎌倉・江の島を広範囲にわたって巡る人にオススメです。

【販売価格】
大人:700円 こども:350円

【販売場所】
JR東日本の大船、藤沢、鎌倉、北鎌倉の指定席券売機、自動券売機、みどりの窓口およびびゅうプラザ

2.「江の島・鎌倉フリーパス」(小田急)

小田急江ノ島線

小田急江ノ島線


【切符の内容】

切符の特徴を一言でいうと → 小田急経由なら、この切符一枚あればオーケー!

小田急線の藤沢~片瀬江ノ島間と江ノ電全線(藤沢~江ノ島~長谷~鎌倉)がフリー区間で、これに小田急線(発駅~藤沢まで)の往復きっぷが付いています。

発駅によって値段が異なりますが、例えば、小田急線の新宿駅発の場合は、大人1,470円です。新宿~藤沢までの通常運賃が片道590円、往復1,080円なので、差額の390円で、フリー区間が乗り放題ということになり、かなりお得感があります。

また、周辺のお寺や観光施設・飲食店など、19の施設が優待・割引料金になるサービスが受けられます。

<DATA>
小田急 江の島・鎌倉フリーパス(小田急ホームページ)

【小田急線と接続する鉄道各社でも販売】
この切符は、以下の鉄道各社でも販売されています。各鉄道会社の発駅から小田急線経由の運賃が割り引きになるほか、小田急の「江の島・鎌倉フリーパス」と同様のフリー区間、優待・割引サービスが付いています。

<DATA>
西武鉄道 江の島・鎌倉フリーパス(西武新宿線・池袋線 → 小田急線経由)

東急 江の島・鎌倉フリーパス(東急田園都市線 → 小田急線経由)

相鉄 江の島・鎌倉フリーパス(相鉄線 → 小田急線経由)

【どんな人にオススメか】
切符の割引率が高く、江ノ電も全線がフリー区間に指定されており、使い勝手が良く、小田急経由でアクセスする人には、間違いなくオススメです。ただし、JRがフリー区間に含まれていないため、北鎌倉や大船に行くときは別途、運賃を払う必要があります。

【販売価格】
発駅によって異なる

【販売場所】
各鉄道会社の駅の自動券売機等

3.「のりおりくん」(江ノ電)

江ノ電

江ノ電


【切符の内容】

切符の特徴を一言でいうと → 江ノ電が乗り降り自由で豊富な特典付き!

江ノ電が一日何度でも乗り降り自由になるフリーパス。江ノ電沿線には、下記をはじめ、様々な観光名所があり、これらを巡るのに便利です。
・鎌倉駅 → 鶴岡八幡宮など
・由比ヶ浜駅 → 由比ヶ浜ビーチ、鎌倉文学館など
・長谷駅 → 鎌倉大仏、長谷観音など
・極楽寺駅 → 数多くの映画・ドラマの舞台に
・稲村ヶ崎駅~鎌倉高校前 → 目の前に海が広がる
・江ノ島駅 → 湘南有数の観光名所である江の島、新江ノ島水族館(えのすい)など

また、周辺のお寺や観光施設・飲食店など、45の施設が優待・割引料金になるサービスが受けられます。

<DATA>
のりおりくん(江ノ電ホームページ)

【どんな人にオススメか】
江ノ電沿線の観光を楽しみたい人で、お店などで割引サービスを受けたい人にオススメです。もし、JRや湘南モノレールも使うなら、100円違いなので、1.「鎌倉・江ノ島パス」(JR東日本)を購入した方がいいでしょう。

【販売価格】
大人:600円 こども:300円

【販売場所】
江ノ電各駅、委託販売先

4.「一日フリーきっぷ」 (湘南モノレール)

湘南モノレール

湘南モノレール


【切符の内容】

切符の特徴を一言でいうと → モノレールで大船と江の島を往復するだけでも元が取れ、特典も充実!

湘南モノレールが一日何度でも乗り降り自由になるフリー切符。

モノレール沿線の観光名所は、
・大船駅 → 大船観音、大船フラワーセンターなど
・湘南江の島駅 → 江の島のほか、「新江ノ島水族館」など
があるものの、他の駅には、目立った観光名所はありません。

しかし、大船~湘南江の島の通常運賃が、片道310円であることから、600円のフリー切符を購入すれば、大船~湘南江の島を往復するだけで元が取れます。

また、切符を提示するとサービスを受けられる沿線の施設、お店、寺社なの数が80と、今回紹介するフリー切符の中で、最も充実しているのも特徴です。

さらに、2018年3月31日までの限定販売ですが、「1日フリーきっぷ」と新江ノ島水族館の入場券がセットになった、「モノレールDEえのすい」という切符もあります。通常、大人1名が「1日フリーきっぷ」と、新江ノ島水族館の入場券を別々に購入する場合2,700円のところ、2,280円となり、420円お得になります。

<DATA>
湘南モノレール「1日フリーきっぷ」(湘南モノレールホームページ)

【どんな人にオススメか】
湘南モノレールは、同じく江の島への足である小田急・江ノ電と異なり、東京に一つ近い、大船駅が起点になっています。大船を起点に江の島観光を楽しみたい人や、まるで”ジェットコースター”のようだと言われるモノレールの旅を楽しみたい人にオススメ。さらに、新江ノ島水族館に行きたい人には、「モノレールDEえのすい」がオススメです。

【販売価格】
・1日フリーきっぷ 大人:600円 こども:300円
・モノレールDEえのすい
大人 2,280円 (420円お得)
高校生  1,800円 (300円お得)
中学生  1,400円 (200円お得)
小学生  1,100円 (200円お得)

【販売場所】
・1日フリーきっぷ 湘南モノレール各駅の自動券売機
・モノレールDEえのすい 湘南モノレール大船駅窓口

5.「鎌倉フリー環境手形」(京浜急行バス、江ノ電)

京急バス

京急バス


【切符の内容】

切符の特徴を一言でいうと → 鎌倉市内でバスをたくさん使うなら、この切符!

江ノ電(鎌倉~長谷)と、京急バス、江ノ電バスの鎌倉市内の一部区間で、1日何度でも乗り降り自由なフリー切符。

また、周辺のお寺や観光施設・飲食店など、63の施設が優待・割引料金になるサービスが受けられます。

<DATA>
鎌倉フリー環境手形(江ノ電ホームページ)

【どんな人にオススメか】
建長寺、円覚寺などのある「北鎌倉」、鎌倉宮のある「大塔宮」、”竹寺”として知られる報国寺や浄妙寺のある「浄明寺」、史跡の名越(なごえ)切通や衣張山(きぬばりやま)へのハイキングコース入口のある「名越」、そして、鎌倉大仏、長谷観音のある「長谷」へのバスが乗り放題なので、バスをたくさん使う人にオススメです。

ただし、鎌倉市内の全バス路線がフリー区間というわけではないのと、鎌倉市内は渋滞が多く、バスが定刻通りに運行されないことが多いことから、ある程度、鎌倉の地理や交通事情が分かっていないと使い勝手が悪いのではないかと思います。

【販売価格】
大人:570円 こども:290円

【販売場所】
鎌倉市観光案内所、江ノ電鎌倉駅、長谷駅等


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