結果報告
ガイド:結果が出ました。以下を見てください。私のオフィスで測定した結果です。ルータだけの性能を見るために、有線で接続して測定してみました。
ftp: 5774409 bytes received in 0.53Seconds 10874.59Kbytes/sec.
ftp: 5774409 bytes received in 0.54Seconds 10673.58Kbytes/sec.
ftp: 5774409 bytes received in 0.53Seconds 10895.11Kbytes/sec.
平均 約10814Kbytes/sec. = 86.5Mbps
相談者:
メーカー公称値が、65Mbpsなのに、実際には86.5Mbpsも出ているんですか。
ガイド:
はい。パッケージに記載されている速度と異なる原因は分かりませんが、数字に間違いはありません。ルータに利用されている制御チップは、ほとんど自社生産ではなく海外のメーカーが開発生産したものを利用しています。かつては、技術レベルやコストで速度がかなり違ってきましたが、最近では安価なルータも高価なルータも基本的な速度にあまり差異はないように感じます。安価に高性能なチップを生産できるようになってきたということだと思います。ただ、付加機能はやはり違いますよ。たとえば、NTTが利用しているPPPoEの処理速度やセキュリティの機能などが安価な製品と高価な製品では違います。また、1000BASE対応となってくると話は違います。しかし、家庭や小規模なオフィスであれば安価な機種でも十分だと思います。
相談者:
そうですか。よく分かりました。家庭でインターネットを共有するには、リーズナブルな機種でいいんですね。
ガイド:
最近の機種であれば、そうだと思います。ただ、中古の場合は注意した方がよいと思います。
相談者:
今日はどうもありがとうございました。
ガイド:
いえいえ。それではまた.....