「武蔵小山」駅前の再開発第1弾「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」。商店街中心の街に「広場」を計画、40以上の商業施設等を一体整備
都内有数の賑わいある商店街「パルム」があり、東急目黒線の急行停車駅で、都心アクセスの良好な街「武蔵小山」。現在駅前では、複数の再開発プロジェクトが進行中で、その第一弾となる総戸数628戸(販売総戸数491戸)の「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」(三井不動産レジデンシャル 旭化成不動産レジデンス)の第1期1次の販売が2017年11月23日よりスタートしました。11月20日時点で、資料件数1万件超、累計来場件数は1800件を超え好調に販売が推移しています。第1期の販売戸数は204戸で、販売価格は6750万円~2億6390万円。全体の平均坪単価は約470万円想定。城南エリアとはいえ、品川区立地としては相応の価格設定になっています。人気の理由の一つに挙げられるのが、再開発プロジェクトへの期待の高さです。にぎわいのある商店街「パルム」がありかつ東急目黒線の開業で、都営三田線や南北線経由で、「大手町」駅や「四ツ谷」駅といった都心エリアへダイレクトアクセスできる「武蔵小山」駅。林試の森公園があるなど生活環境の魅力も高いエリアです。ながく課題として挙げられていたのが、老朽化した住宅や店舗が密集し狭い道路が多く防災上の不安。これを解決するために「武蔵小山駅周辺地域まちづくりビジョン」などがつくられ将来像が示され、今回「武蔵小山パルム駅前地区第一種市街地再開発事業」として魅力的な複合市街地の形成のために超高層タワーを中心とした開発が進められます。
開発の特徴として挙げられるのが、街の新たなシンボルとなる広場「ザ プラザ」を武蔵小山の駅前に一体で整備する点。イベントスペースやパラソル、ベンチなどを設け街の新たな交流の拠点とします。こうしたスペースは、街のイベントやお祭りなどに活かし街のコミュニティが自然と醸成するシーンを演出します。3階部分には、広場を見下ろすテラスも設置。街のにぎわいを作り出します。「ザ プラザ」を取り囲むようにレストランをはじめとする40もの多彩な商業施設が誘致予定。「パルム商店街」の多彩なショップにプラスしてライフスタイルをサポートする利便施設が誕生するのは、ここに住まう大きな魅力でしょう。
免震構造採用の41階建て。鹿島建設による施工、設計は日本設計。駅徒歩1分で初めての「パークシティ」ブランド
「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」の建物は、免震構造採用の41階建てで、鹿島建設による施工、設計は日本設計、デザイン監修に光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所を迎えアースカラーの色彩と軽やかな水平を基調とする外観デザインとし、洗練の中にも親しみやすさを感じるタワーマンションを具現化しています。
「パークシティ」ブランドを、駅徒歩1分のマンションに冠するのは都内で初めてとのことで、街全体の新たな価値を提供する環境創造型大規模開発に付されるブランドを採用している点からもマンションとしてのトータルバリューの高さを期待させます。
プライベート空間を演出する共用部も「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」の大きな魅力で、2階部分の「グランドエントランスホール」は、天井高約6.8m、奥行き約35mのダイナミックな二層吹抜け空間。庭を眺めながら寛ぐガーデンラウンジや、パーティールーム、キッズルーム、ゲストスイートやフィットネスルームを用意。屋上のスカイテラスからは、360度の開放的な眺望を楽しむことが可能です。品川区のこの界隈は、比較的敷地が細分化された住宅が多く超高層の建物は今は、見当たりません。こうした開放感もマンションの魅力になっています。
47.08平米~122.11平米、1LDK~3LDKの多彩なプラン
スッキリしたワイドスパンの空間。設備スペックも充実
「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」のモデルルームを見ると、人気の理由が実感できます。ワイドスパン中心で柱型が屋内に出ないスッキリした空間を演出。動線もスムーズで、使い勝手も良さそう。ライフスタイルや家族構成に合わせて、自在にスタイリングできそうです。
そして、窓から広がる開放的な空間。地上41階建ての超高層タワーならではの景色でしょう。
ディスポーザーや食器洗浄乾燥機、浄水器一体型水栓、ウォシュレット一体型トイレなど設備スペックも充実。24時間の有人管理体制やダブルオートロックなど防犯面にも配慮。内廊下設計で、地下1階と3階~41階には、防災対策として防災備蓄倉庫も設置されています。
武蔵小山では、「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」に続き2つの再開発プロジェクトの計画がありますが、駅前立地であることなどにも希少性を感じ、検討している方が多いようです。第1期の好調を受けて、第1期2次の販売もスタート予定。堅調な売れ行きを示しています。「武蔵小山」と言えば、2015年に坪単価600万円前後の価格設定にもかかわらず短期間に完売した「Brillia Towers 目黒」が立地する「目黒」駅に急行で一駅。通勤利便を重視しマンションを検討する方が目立つ中、駅前立地であれば、東急東横線を上回る価値を感じている方も多いのかも知れません。将来にわたって限られた駅前再開発プロジェクト。都心にはない魅力を持つ点においても評価したいマンションだと思います。
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