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ドライブレコーダーの選び方とおすすめ製品5選

運転時の状況を録画し、もしもの時の事故やトラブルの映像を録画できるドライブレコーダー。安全なカーライフを楽しむためにも取り付けをオススメします!

矢田部 明子

執筆者:矢田部 明子

カーメンテナンスガイド

ドライブレコーダーの選び方とおすすめ製品を解説

最近、注目されるようになったドライブレコーダー。皆さんの車には取り付けてありますか?ドライブレコーダーには種類・機能など、多種多様なものが登場しています。どれが自分の運転に適しているのか?悩みどころですね。今回は、ドライブレコーダーの選び方・オススメ商品を分かりやすく解説していきます。

ドライブレコーダーとは

ドライブレコーダーに注目が集まっている

ドライブレコーダーに注目が集まっている

ドライブレコーダーは、運転中の映像の録画や、保存という機能があります。事故やトラブルの様子を記録できるということから、購入する人が増えています。特に最近は、トラブルの1つである、『煽り運転への抑止力』としてドライブレコーダーの取り付けは増加傾向にあります。

ドライブレコーダーの仕組み・種類

ガイドおすすめの、ケンウッドundefinedDRV-610

ガイドおすすめの、ケンウッド DRV-610

ドライブレコーダーはエンジンをかけると録画が開始され、運転中の映像を自動的に記録してくれます。これを、「常時録画」といいます。ドライブレコーダーにはSDカードスロットが搭載されており、使用するSDカードの容量によって録画・映像を保存できる時間が変わり、SDカードの容量がいっぱいになると、映像は自動的に上書きされていく仕組みです。例えば、事故にあった場合、録画した映像を保存しておかないと、上書きされてしまう可能性もあるわけです。

しかし、事故で気が動転してしまい、映像を保存するのを忘れてしまうということも考えられます。

そこで便利なのが、衝撃時や加速時など、前後の映像を自動的に録画・保存してくれるセンサーの付いたドライブレコーダーです。

万が一のことがないように、衝撃時や加速時など、前後の映像を自動的に録画・保存してくれるドライブレコーダーを推奨します。

ドライブレコーダーの選び方 5つのポイント

ドライブレコーダー選びのポイントは?

ドライブレコーダー選びのポイントは?

私が推奨する、ドライブレコーダーを選ぶ時のポイントは以下になります。

画質
事故やトラブルを記録するので、画質は良いに越したことはないです。例えば、車の当て逃げをされてしまった場合、ナンバープレートが解析出来ない可能性もあるからです。フルHD画質のドライブレコーダーを選ぶのがベストです。

駐車時の監視機能
ドライブレコーダーの中には、駐車している時でも映像を録画出来るものがあります。エンジンが停止すると内蔵バッテリーに電源を切り替え録画を開始するタイプと、車のバッテリーから電源を供給して、録画を開始するタイプの2つがあります。

注意しなければいけないのは、運転中は常時録画が可能ですが、駐車時の録画可能時間は電源のタイプや機種の仕様によって様々です。駐車時も録画したいという方は、自分の購入するドライブレコーダーが何時間録画できるか調べて、自分の希望に合ったものを選びましょう

録画時間
ドライブレコーダーに搭載するSDカードの容量によって、録画・映像を保存できる時間が変わります。SDカードの容量が大きいほど値段も高くなります。SDカードには、サイズや速度など様々な規格があるので、ドライブレコーダーが対応している規格のSDカードを選びましょう。

イベント録画・手動録画・その他の機能
前述したように、衝撃時や加速時など、前後の映像を自動的に録画・保存してくれる「イベント録画」機能がついたものを購入するのを推奨します。また、ドライブレコーダーには、自分が録画したい部分だけを記録し、保存しておける「手動録画」という機能が搭載されている製品ももあります。例えば、絶景スポットにドライブに行き、その映像を録画・保存できます。事故の映像だけではなく、思い出も録画してみるのもいいかもしれませんね!
その他にも、GPS機能がついている製品などもありますので、録画機能やその他機能もしっかりチェックしましょう。

車後方の記録は?
煽り運転の証拠として、後方部分の録画をしたいという方もいらっしゃると思います。360度の範囲を録画出来るドライブレコーダーも登場しています。
安全な運転の為に、後方部も録画したいという方は、2台分の費用がかかってしまいますが、自分の身を守るうえで画質を重視する必要があるので、前後にドライブレコーダーを取り付けることを推奨します。

ドライブレコーダー取り付け費用や時間は?

ケンウッドundefinedDRV-325

ケンウッド DRV-325

取り付けをしてもらうショップでドライブレコーダーを購入した場合は、取り付け費用も割引されるようです。『ドライブレコーダー本体&取り付け込みの値段』で提示されているショップが多いので、確認してみましょう。一応、ネットで購入したドライブレコーダーの取り付けにも対応してもらえるそうです。自分での取り付けを考えていない場合は、ショップで購入した方が総合的に見て、金額的にお得といえそうです。

ドライブレコーダー取り付けにかかる時間
ショップの混雑状況によりますが、大体1時間から2時間と見ておきましょう。 

費用
前方・後方の、どちらに取り付けるかにより金額が変わってくるショップもあります。詳しく知りたい方は、事前にショップへ問い合わせる事をオススメします。ドライブレコーダーを自分で持ち込んだ場合の取り付け費用は、大体8000円から13000円。取り付けをしてもらうショップでドライブレコーダーを購入した場合は、大体4000円から6000円程度です。

ドライブレコーダーを自分取り付ける際の注意点

ドライブレコーダーをネットなどで購入し、自分で取り付ける場合は注意する点があります。それは、ドライブレコーダーを取り付ける位置です。フロントガラスにむやみに取り付けてしまうと、視界を妨げ運転に支障がでてしまうため、法律により取り付ける位置が決まっています。取り付け位置を守らないと、整備不良違反になってしまうので注意しましょう。

ドライブレコーダーの取り付け方も別記事で解説しています

ドライブレコーダーの取り付け方も別記事で解説しています

ドライブレコーダーの取り付け方の解説記事はコチラ

ガイドおすすめのドライブレコーダー5選

ドライブレコーダーを取り付ける目的を考え、自分に合ったドライブレコーダーを選びましょう。特徴の違う商品をご紹介します!

ケンウッド DRV-325
コンパクトで運転の邪魔にならず、急激な明るさの変化に強く、高画質で広い範囲を録画出来るため、機能的にも充実しています。高性能と小型化を両立したケンウッドのスタンダードドライブレコーダーです。

・画質:フルHD
・駐車時の監視機能:25分 ※オプション搭載により最長24時間
・常時録画機能:4時間 ※付属のSDカード(32GB)を使用した場合
・イベント録画機能:あり
・その他特長:急激な明るさの変化に対応できる『HDR/WDR』機能を搭載

■カーメイト d’Action 360 DC3000
360度カメラを搭載し、運転中は前後左右同時に撮影可能です。また、撮影した映像をスマートフォンアプリやパソコン用ソフトでも閲覧ができます。

・画質:フルHD
・駐車時の監視機能:無し(オプション) ※オプション搭載により最長16時間
・常時録画機能:20分~3時間 ※使用するSDカードによって変化
・イベント録画機能:あり
・その他特長:スマートフォンアプリやパソコン用ソフトで録画した映像を閲覧可能

■ケンウッド DRV-610
夜間運転は、暗いので映像が確認しづらくなります。そんな夜間に運転する事が多い人にオススメなのがこの製品です。LED信号にも対応していて、夜間の撮影録画にも最適なドライブレコーダーです。こちらは旧機種となります。2017年10月に後続機種が発売開始されました。

・画質:フルHD
・駐車時の監視機能:15分 ※オプション搭載により最長24時間
・常時録画機能:1時間20分 ※付属のSDカード(16GB)を使用した場合
・イベント録画機能:あり
・その他特長:LED信号機にも対応
 

■コムテック ZDR-015
フロント用、リア用の2つのカメラがセットになった製品で、前後をしっかり録画できます。安全運転支援機能が充実し、録画映像は本体の液晶画面、パソコンでも確認が可能です。

・画質:フルHDフルHD(フロント、リア)
・駐車時の監視機能:なし ※オプション搭載により最長12時間
・常時録画機能:45分~75分 ※付属のSDカード(8GB)を使用した場合
・イベント録画機能:あり
・その他特長:フロント用・リア用に1個ずつカメラが付属

セルスタードライブレコーダー CSD-390
前後を録画するという意味では一緒ですが、本体に2つのカメラを搭載しているモデルです。後方は、車内を映しながらリアガラスに映る映像を録画する形 になります。ただ、後方も鮮明に録画したいという方は、後方にも1台カメラを取り付けることをオススメします。

・画質:HD(前方撮影)、VGA(後方撮影)
・駐車時の監視機能:なし
・常時録画機能:245分(HD画質)、495分(VGA画質)※付属のSDカード(8GB)を使用した場合
・イベント録画機能:あり
・その他特長:前方カメラと後方カメラを1台に搭載する

おわりに

ドライブレコーダーは事故やトラブル映像を録画するだけではなく、自分の運転にも責任を持たせてくれます。例えば、事故が起こり録画した映像を見てみると、自分の方が悪かったということもあるかもしれません。常に録画されているという意識を持つことで、無理な運転をせず事故やトラブルへの抑止力にも繋がるのではないかと思います。

『車』は人の生活を豊かにするために作られたと思っています。そのために車を運転する意識、行動に責任を持つことが大切なのでしょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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