オフィスで多数の端末を接続する
ガイド:いいえ。多数の端末が有る場合は、少しだけ値段が高くなりますが、 ビジネス向けの無線LANアクセスポイントを利用してください。これなら、端末が多数あっても無線LANを導入できます。
相談者:
ビジネス向け無線LANアクセスポイントを利用すると、何台位まで同時接続が可能になりますか?
ガイド:
これも、メーカーや機種によってことなりますが、たとえばBUFFALOの場合は、以下のようになります。
・WAPMシリーズ・WAPSシリーズで暗号化「AES」を利用する場合は最大48台まで、暗号化に「TKIP」を利用すれば最大50台まで接続可能。
製品写真 : WAPS-HP-AM54G54 定価 \56,000 |
・ WLAHシリーズ・WLM2-AM54G54/HA・WLM2-A54G54/HA・WLM2-A54G54/H・WLM2-G54/HA・WLM2-G54/Hは、暗号化で「AES」または「TKIP」を利用した場合、最大50台まで接続可能。
製品写真 : WLAH-G54 定価 \\36,800 |
このほかに、暗号化に「WEP」を使用すれば上記の制限は当てはまらないようですが、ビジネスユースであれば、セキュリティ上WEBの利用はお勧めできません。やはり、最新のWPA(PSK)の 「AES」または「TKIP」の利用をお勧めします。
相談者:
「AES」の「TKIP」はどちらがいいんですか?
ガイド:
AESの方です。AESは、WPA2になり暗号化がより強固になりますので、ネットワーク全体がAESに対応しているのであれば、AESを利用してください。
相談者:
なるほど。分かりました。いままで、カタログでビジネスユースのアクセスポイントを見たことがあるんですが、ビジネスユースだと電波が強いのかと思っていましたが、その辺りが強化されていたんですね。
ガイド:
そういうことです。オフィスで利用される方は、安価だからといって、個人ユースの製品を購入してしまうと、後から後悔すると思いますので、ビジネスユースの製品を購入するようにしてください。
相談者:
分かりました。オフィスに無線LANを導入するまえに聞いておいてよかったです。来月には、導入すると思います。ありがとうございました。
ガイド:
いえいえ。今後も、お買い物相談編が続きますので、時々LANサイトをのぞいてみてくださいね。それでは、また...。