都心希少立地の高級マンションが人気に
最高14億3000万円の「プラウド六本木」が好調
近年の人気マンションの2つ目のキーワードとして都心希少立地の高級マンションを挙げたいと思います。「プラウド六本木」(野村不動産)は、港区六本木四丁目の高台に誕生した全35邸の低層マンション。東京ミッドタウンや檜町公園が至近の優れた住環境を持ち専有面積は、100.12平米から318.71平米とゆとりのサイズ。天井高を全戸約2700mm確保し最上階に200平米超の住戸を4つ企画し、「ジャクソン社」製のバスタブや「ドンブラハ社」製の洗面水栓などこだわりの設備を採用。双方向エレベーターを採用した高いプライバシー性の確保や重厚感ある外観のディテール、ラウンジや共用廊下に無垢材の寄木仕上げフローリングを採用するなどこだわりのつくりで好調な売れ行き(11月10日時点で残1戸)です。立地に相応しい素晴らしいつくりに圧倒されますが、何といっても立地の希少性の評価が高いとのこと。契約者は、年収1億以上の方が目立つなど所得が高く会社経営者や役員が6割以上を占めます。そして特徴的なのが港区在住者が半数以上を占め六本木エリアのブランド評価が高いという点。永住志向の方が広い面積希望で、セカンド利用の方で100平米台前半希望が多いとのこと。資産性重視の人が目立つのも傾向として挙げられるようです。
「プラウド六本木」の売主である野村不動産では、2017年に渋谷区代官山猿楽町で、全15邸の高級レジデンス「プラウド代官山猿楽町」もプロデュースしています。現地は、東急東横線「代官山」駅徒歩5分の「代官山T-SITE」に隣接した生活利便性の高いロケーション。周辺には高級マンションがあり1000平米超の角地立地は希少性が極めて高いと言えるでしょう。専有面積は、92.36平米から200.20平米で一般分譲住戸の価格は、2億円~4億円です。計画地周辺の電線を地中化しガラスが連なるデザインは、有名建築家の邸宅が並ぶこのエリアに相応しいつくりです。こちらのマンションも15邸全戸が完売。契約者の8割以上を経営者・役員が占め代官山のブランドエリアでかつ低層住宅エリアであることを高く評価。住居としての住みやすさと将来の資産性も踏まえて選択しているようです。
共用廊下から顔を合わせずにクリーニング等の明渡しができる「プライベートロッカー」や平置き駐車場を全邸分用意し中には、ガラス越しに愛車を眺められるプライベートパーキング付き住戸も。こうした提案も好調な販売に結びついているようです。
立地を極めた「ここにしかない空間」は、まさにお金では買えないプライスレスな価値。そうした住まいは、いつの時代も評価されるのだと思います。