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スパムメールで個人情報が漏れる!(3ページ目)

皆さんのところにもネットワークを通して毎日のようにスパムメールが届くと思います。その中に記述されているリンクを安易に開くと、貴方の個人情報が漏れる可能性があります。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド


アクセスが特定されてしまうスパムメール

画像の代替テキスト
urlをクリックしただけで、アクセスが特定されてしまうというのは、アクセスした人のメールアドレスが相手のサイトに特定されてしまうということです。まぁ、フリーメール宛に来たスパムメールであれば、メールアドレスが特定されても特に問題ありませんが、会社のドメイン名が入ったメールアドレスや、Webページで公開しているメールアドレスであると、少し厄介です。

・会社のドメイン名が入ったメールの場合
会社に対して「貴方の会社に勤務中にアダルトサイトを閲覧した社員がいる。」というような情報を流される恐れがあります。

・Webページで公開しているメールアドレスの場合
検索エンジンでメールアドレスを検索すれば、公開Webページがヒットし、作成者の情報が漏れてしまいます。特に、商用Webページの場合、連絡先が記載されているので、住所/氏名/屋号が漏れてしまい、それを元にコンタクトを取ってくる恐れがあります。急いでサイトを閉鎖しても、検索エンジンのキャッシュに情報が残っているので、すぐには対応できないので厄介です。キャッシュの情報まですぐに削除するには、検索エンジンに直接メールで連絡してキャッシュの情報を削除してもらう必要があります。

それでは、なぜリンクをクリックした人のメールアドレスが漏れてしまうのでしょうか。それは、リンクの中にメールアドレスの情報が記載されているからです。たとえば以下のようなリンクです。

○○ちゃんのプロフィールはココだよ!クリックしてね。
http://xxx.ne.jp/xx1/form.cgi?mailAddr=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx(実際には1行)

このmailAddr=以下に貴方のメールアドレスが記載されています。もちろん、暗号化されていますので気付きにくくなっていますし、mailAddr=などという記載が無いこともあります。つまり、スパムメールを出すときに、宛先のメールアドレスをリンクの中に仕組んでおくという手口です。

こうしたこともあるので、面白半分にしてもスパムメールにあるurlはクリックしないことが肝要です。
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