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Linuxに1000Base-Tのドライバを導入する(4ページ目)

Windowsならドライバを導入する方法は簡単なのですが、Linuxとなるとなかなか一筋縄では行きません。ここでは、LinuxのRedHat9に1000Base-Tのドライバを導入する方法を解説しましょう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

インストール方法 その2

引き続きインストール方法を解説します。

  1. 圧縮ファイルを以下のように入力して解凍する。

    tar zxf e1000-x.x.x.tar.gz

  2. カレントディレクトリをsrcに移動する。
    解凍すると、ソースコードが階層下のsrcディレクトリに生成されますので、そのディレクトリに移動します。

    cd e1000-x.x.x/src/
    (注)e1000-x.x.xの実際の名前は、lsコマンドで確認のこと。

  3. 以下のように入力してコンパイルを実行する。

    make install

    コンパイルが終わると、以下のようなディレクトリにバイナリファイル(例:e1000.o)が作成されます。

    /lib/modules/(KERNEL VERSION)>/kernel/drivers/net/e1000/e1000.o

  4. 以下のように入力してモジュールをロードする。
    e1000は、本例の場合です。状況に合わせて変更してください。

    modprobe e1000

    insmod e1000

    このあと、再起動してください。その際、Kudzuが表示されたらハードウェアの設定を変更する方向で操作してください。詳しくは、この記事を参照してください。
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