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LANケーブルを自作しよう(2ページ目)

LANケーブルを自作する方法を初心者にもわかりやすく解説。安いRJ45コネクタの入手方法から接触不良にならないか、しめ工具の使い方、誤配線の例など、失敗しないコツを紹介します。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

RJ45コネクタについて

画像の代替テキスト
RJ45コネクタ
相談者:
RJ45コネクタとはどのような物ですか?

ガイド:
写真の製品です。ショップで購入すると思ったより高価かも知れません。

相談者:
どこかに信頼性があって安いコネクタはありませんか?

ガイド:
ヤフーのオークションに業者の方が出品されているものを利用する手だてもあります。50~100個セットと多量になりますが、価格は安いと思います。信頼性は、購入される方の責任でお願いします。

相談者:
どのような仕組みでケーブルを固定するのですか?

ガイド:
冒頭の写真をよく見ると、金属の部分が浮き上がっていると思います。そこを、かしめ工具で下に押し下げてケーブルを固定します。そのとき、ケーブルの中に端子が入り込み接触する訳です。

相談者:
それでは、8本のケーブルの皮膜は剥かなくてもいいんですね。

ガイド:
そういうことになります。ただし、一番外側の外皮は剥いて、中の心線を出し、よりを戻してコネクタに入れる必要があります。このとき、心線のよりを戻してもよい長さは13mmまでと規格で決まっています。

相談者:
なぜ13mmまでと規定されているのでしょうか?

ガイド:
信号線をよってあるのはノイズ対策のためです。それを戻すのですから、やはり制限があります。10base->100base->1000baseの順に扱う周波数が高くなりますので、それだけノイズの影響を受けやすくなっています。しかし、全くよりを戻さないと、コネクタに入れることができませんので、規定の長さだけ外皮を剥いてコネクタに挿入します。

次は、具体的な結線方法です。
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