あのスパイウェアは何だったのか
相談者:しかし、スパイウェアを削除してWindowsファイヤーウォールが有効になるというのは、不思議ですね。この辺りの理由を教えてください。
ガイド:
Windows XP ServicePack 2を利用していてWindows セキュリティセンターでファイアウォールなどの機能を無効にしたり警告を表示しない設定にしている場合に、先に挙げた項目がスパイウェアとして検出されます。
相談者:
なるほど。スパイウェアではないんですか。
ガイド:
そうです。Security RisksやWindows Security Centerなどは、実はスパイウェアではないんですよ。これらは、不正なプログラムによってWindows セキュリティセンターの設定が変更されている可能性を警告するために検出されています。
相談者:
わかりました。でも、いつもスパイウェアとして表示されてしまうのは、気分のよいものではないので、なんとかなりませんか?
ガイド:
はい。以下のようにすると以後はスパイウェアとして検出されなくなります。
- 項目が表示されたら右クリックする。
-
表示さるメニューから「この定義データを検査対象から除外」を選択する。
これで、該当の項目が検査対象から除外され検査機能で検出されなくなります。
相談者:
今日はどうもありがとうございました。
ガイド:
いいえどういたしまして。
なお、市販のセキュリティ関連ソフトや高度なセキュリティ機能の付いたルータを使っていない場合は、Windowsファイヤーウォールを無効にしないでくださいね。
相談者:
わかりました。不正侵入など非常に危険ですから、そのようなことはしませんよ。
ガイド:
それでは、また...