人の心が色に反応するワケとは?

人の心は色に反応するからこそ、あえて記憶に残る方が好印象を与えることが可能です。無難なダークカラー以外の選択肢をもちましょう!合わせ方を間違いなければ派手なコートも簡単です。

人の心は色に反応するからこそ、あえて記憶に残る方が好印象を与えることが可能です。無難なダークカラー以外の選択肢をもちましょう!合わせ方を間違いなければ派手なコートも簡単です。


「手持ちのコートは何色ですか?」 

反射した光の波長によって、人間は色を認識していると言われています。目に入った光が脳に影響を及ぼすからこそ、人の心は色に反応するようです。特に、女性は色に対する感度が男性より高く、実際、女性物のコートは男性物に比べカラーバリエーションが豊富です。

男性用コートの多くは、ブラック・ネイビー・グレーなど無難な色が多いからこそ、コートの色を変えることで周りの反応もガラリと変わります。もちろん、冬という季節感から「明るい色のコートは寒々しい印象を与えてしまうのでは?」という不安もあるかもしれません。

アラサー男性に合った色物コート選びの視点を、のべ4,000人以上のビジネスマンの買い物に同行してきたガイドである私が教えます。
 

キーワードは暖色系か?明るいコートの着こなし

暖色系の明るい色キャメル・ベージュ系であれば、明るくても温かみがある印象になります。特に、ウール・カシミアなど秋冬の天然素材をベースにしたデザインに合います。

暖色系の明るい色キャメル・ベージュ系であれば、明るくても温かみがある印象になります。特に、ウール・カシミアなど秋冬の天然素材をベースにしたデザインに合います。


暖色系の明るいキャメル・ベージュ色のコートは、明るいながらも冬らしい季節感あるコートとして重宝します。コート選びは「素材とデザインの掛け算」が重要です。秋冬の天然素材であるウール・カシミアを活かしたチェスターコート・Pコート・ダッフルコートは、普段のダークカラーからキャメル・ベージュ色に変えることで、その印象は大きく変わります。温かみある素材感と暖色系の色の相性がマッチするのです。

一方、防風・保温などの機能性をもった、テック素材と呼ばれる生地を活かしたステンカラーコート・トレンチコート型では、同じベージュ色であっても、その見え方は180度変わります。生地の質感によって選ぶコートが変わるのです。

キャメル・ベージュ色のステンカラー・トレンチコート型は、テレビドラマの影響からサラリーマンや刑事が着ている印象がぬぐえません。キャメル・ベージュ系コートはチェスターコート・Pコート・ダッフルコート型を選ぶことで間違いないでしょう!

最新の暖色系コートはテラコッタ?

イタリアのオレンジともいわれるテラコッタ。オレンジとレッドが混ざったような色。昨今、増えてきたキャメル色と差別化を図れるタイプとして徐々に扱うセレクトショップが増えてきました。

イタリアのオレンジともいわれるテラコッタ。オレンジとレッドが混ざったような色。昨今、増えてきたキャメル色と差別化を図れるタイプとして徐々に扱うセレクトショップが増えてきました。


テラコッタは、イタリアで使われることが多いオレンジ色の一種です。太陽を感じさせるこのコートは、温かみがあるだけではなく、着ている男性が少ないため、オススメです。ここ数年増えてきたこのコートは、今季も各セレクトショップで見掛ける機会が増えています。

ウール・カシミアをベースにすることで、生地特有の毛羽立ちがオレンジレッドの強さを柔らかく見せるため、想像以上に合わせやすいことが特徴です。もちろん、試着したとき派手だと感じるでしょうが、テラコッタは、ブルー系のジーンズと合わせることで全身に調和を生みだすということを知っておけば間違いません。

アウターコートとして活用するならば、ザックリしたセーターや一枚で着るニットソーを選びましょう!また、オーバーコートとして活用するならば、白シャツにネイビーのニットなどベーシックな着回しが合います。

着こなしで差がつく!ダークカラーのコート

ダークカラーのコートに合わせるならばインナーダウンなど着こなしで差別化する。画像はジャケットに合わせていますが、チェスターコートに合わせることでより映えます。

ダークカラーのコートに合わせるならばインナーダウンなど着こなしで差別化する。画像はジャケットに合わせていますが、チェスターコートに合わせることでより映えます。


それでも色物コートを合わせる自信がない方は、アイテムの組み合わせ方で差をつけることも可能です。大人がダークカラーのコートを着こなすためには、2つのアプローチが考えられます。

ひとつは、高級感ある上質な生地を選ぶこと!もう一つは、着こなしを工夫することです。普通のダークカラーコートにベーシックな着こなしでは定番というより無難すぎる印象を与えてしまいがち。そこで、インナーダウンを活用してみてはいかがでしょうか?

アウターとして認識されるダウンジャケットですが、ここ数年、コートのインナーとして合わせる薄手のダウンが出てきました。チェスターコート型のインナーに合わせることで、スリーピーススーツのベストのような見え方を演出できます。

たとえば、チェスターコートに合わせるインナーダウンとして、カーディガンタイプを選び、アンダーシャツとして襟付きではなくクルーネック・UネックTシャツを合わせます。このスタイルの利点は、室内ではコートを脱ぎ、インナーダウンの袖をたくし上げることで、Tシャツにカーディガンを合わせているような着こなしができること。

数年前に、ユニクロがインナーダウンを展開しはじめたことで、ジワジワとこのタイプが広がってきました。冬物アウターは「色」もしくは「着こなしの工夫」が重要だったのです。

 

コートを脱ぐ室内にはいったとき、インナーダウンを脱がずとも袖をたくしあげることでカーディガンのような着こなしが可能になります!

コートを脱ぐ室内にはいったとき、インナーダウンを脱がずとも袖をたくしあげることでカーディガンのような着こなしが可能になります!友人と居酒屋にいくようなシチュエーションに最適ではないでしょうか


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