オンオフ兼用のスニーカー選びとは?

いくらビジネスシーンにおいてカジュアルな装いを許されていても、そのさじ加減をきっちりとわきまえるのが大人の男というもの。ドレスダウンした足元に、品のないラフなスニーカーを合わせてしまっては、せっかくの威厳や清潔感も台無しになってしまう恐れも......。そこで、オン仕様での選ぶべきポイントを抑えつつ、オフでも使い勝手抜群なスニーカー選びをお教えします。

オンオフ兼用スニーカーを選ぶ上で欠かせないポイントがこの3つです。

  1. 選ぶべき色は、まず「白」!
  2. アッパーはレザー素材が吉!
  3. シンプルなレースタイプがおすすめ

ドレスダウンしたとしてもビジネスシーンで着用するアイテムは白やネイビー、黒、グレー、ベージュといった基本的な色みがほとんど。ベースのコーディネートに個性をつけすぎずに、馴染ませるためには「白」スニーカーを選ぶのが先決です。そして、同じ白でも素材がキャンバスではどこかラフすぎてしまい、かつ汚れやすいため、足元がだらしなく見えてしまいがち。そのため、素材はレザーを選ぶのがいいでしょう。

また、ドレスダウンと聞くと、足元にローファーを合わせたりという発想もあります。同じ感覚で靴紐のないスリッポンタイプを選んでしまうこともあるかもしれません。しかし、スニーカーでのスリッポンはやはりカジュアル要素が強くなります。どこか楽な印象があるのもぬぐい切れないため、ビジネスにおいては靴紐のあるタイプを選ぶのがベターでしょう。

3つのポイントを網羅するスニーカーを「コートシューズ」と呼びます

「コートシューズ」の由来は、テニスやバドミントン、バスケットボールなどコートでするスポーツのためのスニーカー。現在のように各種目ごとに専用シューズがなかった時代に、ユーティリティに使用できるものとして誕生したと言われています。

現在ではもちろんテクノロジーの発展に伴い、様々な種目用にもっと最適化された競技用シューズがありますが、カジュアル用スニーカーとして今もなお同様のデザインや機能のまま残っています。

まずはどんな「コートシューズ」がおすすめか、代表的なメーカーの人気モデルから、スタイリッシュでファッション寄りな海外ブランドまで揃えてみましたのでぜひチェックしてみてください!

「コートシューズ」の名門<adidas Originals>

白・レザー・スニーカーと聞いて誰もが頭に思い浮かぶであろうブランドが<アディダスオリジナルス>ではないでしょうか。特徴的なスリーストライプス(三本ライン)やトレフォイルマーク(三つ葉)を持つ同ブランドは、スポーツシーンでもカジュアルシーンでも欠かせない名門です。

*歴史ある大定番モデル『スタンスミス』

やはりザ・コートシューズと言えるのが<アディダス オリジナルス>の『スタンスミス』ではないでしょうか。もはや定番となったこのモデル、誕生したのはなんと1973年。名テニスプレイヤーのスタン・スミス氏をモデル名にしている点からもわかるように、テニスシューズとして生まれた一足です。歴史あるアイテムですが、今となっても擦れることのない普遍的なデザインが誰にでも合わせやすいため、不朽の名作となっているのでしょう。

*スタンスミスと肩を並べる『スーパースター』
また、スタンスミス同様に人気のある『スーパースター』も忘れてはいけない名品です。1stモデルの誕生はスタンスミスより以前の1969年。こちらはバスケットボールシューズとして開発され、一時はNBA選手がこぞって履くほど人気になりました。また、日本ではストリートシーンから浸透した背景もあるため、若い世代を中心にファッション性の高いスニーカーとしても支持されています。
 

 スニーカー界のパイオニア<NIKE>

<ナイキ>といえば誰もが知る、そして誰もが一足は持っているであろうスニーカーブランド。幅広いモデルがあるこのブランドも、もちろん「コートシューズ」は押さえています。

*<ナイキ>を代表するコートシューズ『テニス クラシック』
スポーティなデザインが多い<ナイキ>の中でも、コートシューズとして注目しておきたいモデルが『テニス クラシック』です。程よくポテッとしたボリュームと、品のある面構えでスニーカーフリークだけでなく、広く浸透しているモデルです。
 

*オシャレなムードを漂わせる『ブレーザー』
シンプルさ・ベーシックさの『テニス クラシック』ならば、ややこなれた雰囲気を覗かせるオシャレなモデルは、この『ブレーザー』です。ボリュームは比較的控え目でややシュッとしているのが特徴。きれいめな足元にしたいときに有効なスニーカーと言えます。

 フランス発のメイドインジャパン<PATRICK>

<パトリック>はフランス発祥で日本製にこだわったスニーカーづくりを誇るブランド。フランス人の美意識から生まれた洗練されたモノづくりに定評があります。王道と言えるスポーツスニーカーとは一味違う、白スニーカーを探している人にぜひオススメです。

*<パトリック>の定番『ケベック』
定番モデルの『ケベック』は洗練された都会的なデザインが特徴。フランスらしいトリコロールのタブや大小のパンチングデザインがシンプルながら、オリジナリティを感じさせる一足です。

 NY発のラグジュアリー&シンプル<COMMON PROJECTS>

<コモン プロジェクト>はシンプルなデザインをラグジュアリーな素材に取り入れたフットウエアが魅力で、ニューヨークやロサンゼルスのセレブやファッショニスタを虜にするブランドです。業界で活躍するNYのアートディレクターとイタリアのクリエイティブディレクターが手がけており、ブランドメッセージや世界観も極めてシンプル。大人の色気を感じさせる珠玉の一足です。

「コートシューズ」の取り入れ方:セットアップ・ジャケパン編


*セットアップにシンプルな白インナーと白コートシューズ
着こなし1

引用:WEAR

爽やかで清潔感を演出するならば、ネイビーのセットアップを軸に白をインナーとスニーカーで加えてあげると効果的です。シンプルながらもしっかりとドレスダウンができる上、誰にでも合わせやすいのも魅力。


*土臭いジャケパンスタイルも白の一手でクリーンに

着こなし2

引用:WEAR

ミドルグレーやブラウンなどの落ち着いたトーンにも、白スニーカーなら清潔感溢れる印象へといざなってくれます。味のある大人のジャケパンスタイルは真似してみたいですね。
 

「コートシューズ」の取り入れ方:ビジネスカジュアル編

*色のあるカーディガンも春先には好印象です
着こなし3

引用:WEAR

ジャケット着用がマストでないのであれば、春色のカーディガンをさらっと羽織るだけでも雰囲気のあるスタイリングになります。特に黄色などのパステルカラーは今シーズン注目ですので、ぜひ取り入れてみてください。


*大人のシックなモノトーンルックにもズバリ!
着こなし4

引用:WEAR

先ほどと打って変わってブラック多めのモノトーンスタイルです。すべて黒にしてしまうと春先には重たい印象になりがちなので、程よい白の入れ方がポイントになります。スニーカーだけでは浮いてしまうため、少ない面積でも白を拾ってあげるとコーディネートがまとまりやすくなります。
 
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取材協力:WEAR
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