簡単すぎて実はどこにも載っていない究極のテクニック

「朝夕は肌寒いのに、昼間は暑くなってシャツ1枚で十分」――という日が多い時期。カーディガンがあれば、暑くなればさっと巻いたりはおったりしてに、寒くなれば重ね着できるので、温度調節に便利です。でもただ持ち歩くというのも芸がないので、通称「プロデューサー巻き」でファッションの一部としてカーディガンを終日持ち歩けるととても便利です。

とはいえ、プロデューサー巻きなんてただひと結びするだけでしょ? と思っていたら大間違い! 簡単なように見えるけれど、どうもだらしなくみえたり、ごわついたりして、「どのように巻けばキマるのだろう?」と困っている読者の方も多いのでは? 意外にもちょっとしたコツで大人の男らしく品良く巻くことができますよ。

そこで今回は、きれいに見えて、しかも実用的なカーディガンのプロデューサー巻きをご紹介します。では、さっそく解説していきましょうし。

1.カーディガンのボタンは全部留める


カーディガンのボタンを留める。

カーディガンのボタンを留めないとだらしない印象になります。

まず、カーディガンを用意します。素材はやはり上質なカシミアがオススメですが、シルクリネンやウールでももちろん可能です。素材や厚さによって変えたい場合はこちらのアレンジテクを参考にしてください。
カーディガンのボタンを全部留めます。カーディガンを着るときは、第一ボタンや最下部のボタンを開けて着ることもありますが、プロデューサー巻きをするときは全部のボタンを留めます。その方が、巻いたときに後ろからの見た目がきれいに見えるからです。


2.タグ部分を背中側に折り返してから羽織る

襟ぐりを、背中側に折る。

襟ぐりを、背中側に折り返します。これは、巻いたときにタグを見えなくするようにするためです。

次に、ボタンをすべて留めたカーディガンの背中部分を表にして、襟ぐり(首元部分)をタグが表に見えるように折り返します。これは、巻いたときにタグが見えないようにするためです。アームホールの真ん中あたりで折り返すのがちょうどよいでしょう。

実際には立ったまま襟ぐり部分を折り返すことが多いと思います。
写真のように、カーディガンのボタン側が自分の身体側になるように、背中側を外にして持ち、折り返しましょう。
立ったままこのように、背中側へ谷折で折り曲げる。

立ったまま、襟ぐりを背中側に折り返したカーディガンを、折り返した側を外にして持ちます。


そして、そのまま頭越しにカーディガンを背中に回し、肩に掛けます。そうすると、前からはカーディガンの袖部分が肩から垂れる形になります。
肩にカーディガンの袖をかけて、背中に垂らす。

そのまま頭越しにカーディガンを背中に回し、肩にカーディガンの袖をかけて、背中に垂らす。

袖がダラダラと長くならないように、下の写真のように首の後ろにスキマを作って調整すると、こなれ感が出ます。
後ろから見るとこんな感じ。

後ろから見るとこんな感じになります。

後ろから見ると、こんな感じ。
カーディガンのボタンが留まった前面部分が見えていますね。カーディガンのタグが隠れ、首の後ろのシャツの襟がちょうど見えるくらいのスペースがあるのがちょうどいいバランスです。


3.短めに、ゆったりとひと結びする

胸側に垂れたカーディガンの袖を軽くひと結びして、形を整えます。

肩から垂らした袖部分を軽く結ぶ。

肩から垂らした袖部分を軽く胸元で一回結びます。

袖はきつく締めつけるように巻くのではなく、ゆったりとさせてこなれた感じにするのがきれいなプロデューサー巻きをつくるコツです。長さも長すぎるとだらしないので、写真の長さを参考にしてみてくださいね。
ゆったりさせてこなれた感じを出すのがポイント。

ゆったりさせてこなれた感じを出すのがポイント。

いかがでしたか? 意外に知らないポイントがあったのではないでしょうか?
以上、今回はカーディガンのプロデューサー巻きをする上で、知っておきたいポイントを解説しました。次回は、ちょっと変わった個性的な印象がつくれるプロデューサー巻きのアレンジテクニックや、素材にあわせた巻き方などを提案しましょう。

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