身だしなみが悪い男は、なぜか評価されず仕事がうまくいかない?
男性の身だしなみの基本
対人関係において、身だしなみはとても重要です。ビジネスでは、身だしなみの良し悪しが、そのまま人物評価となるのです!
初対面で差がつく、その身だしなみ!
人は相手をパッと見た瞬間に、第一印象から「感じが良い人だ」とか、あるいは「感じが悪い人だ」などと内面的な性格まで憶測し、その人物を評価してしまいます。第一印象は身だしなみなどの外見印象に影響されます。第一印象で悪いインパクトを与えた場合、後々まで影響を及ぼすことがわかっています。
無意識のうちに身だしなみが原因で、実力を過小評価されていた……なんてもったいないですよね。身だしなみを改善することで評価も人間関係も変わってきます。
身だしなみを整えることはビジネスでの成功への第一歩です。自分の中身をしっかりと見てもらうために、以下のチェックポイントを参考にして下さいね!
評価を下げる男性の身だしなみ・ワースト5
- 1)清潔感・季節感のない服装
清潔感のない服装はだらしない印象を与えます。服のシワや汚れ、取れかけのボタンやほつれがないかを確認しましょう。見落としがちなのがズボンのすそ汚れやすり切れです。服のサイズが合っていない場合もズボラな印象を与え、ビジネスチャンスを遠ざけます。
男性のスーツの場合、ジャケットの袖からシャツの袖口が1~1.5センチほど出るのが正しい着こなしです。シャツの袖口は人目につくところです。シャツの袖口の汚れやすり切れも、着る前にチェックしておきましょう。
さらに、冬に夏物のスーツを着るなど、季節に合っていない服装は常識のない人と見なされます。「こんな人には仕事を任せられない」と思われないように、細かいところまで注意を払い、信頼を失わないようにして下さい。
- 2)靴の汚れや底のすり減り
よく手入れされピカピカに磨かれた靴は、仕事ができる印象を与えます。一日履いた靴は汚れを落とし靴用クリームで磨き、シューキーパーを入れて保管します。靴は数足持ってローテーションすることで、型崩れを防ぐことができます。
- 3)茶髪や流行を取り入れすぎたヘアスタイル
また、自由度が高い職種であれば問題ないでしょうが、流行を取り入れすぎたヘアスタイルも、上司や取引先の相手に軽率な印象を与える場合があります。過度な茶髪も軽く見られるのでNGです。
コミュニケーションは一方通行では成り立ちません。伝える側と受け取る側の価値観が一致することが重要です。いくら自分では良いと思ったヘアスタイルでも、相手にとって望ましいものでなければ良い印象を与えることはできませんので、気をつけて下さい。
- 4)ヒゲのそり残し、伸びた鼻毛、眉毛の手入れのしすぎ・しなさすぎ
男性の場合、目立つのがヒゲのそり残しや鼻毛の処理不足です。
また、意外と目立つのが眉毛の手入れのしすぎやしなさすぎです。眉毛は顔の印象を決める重要なポイントですが、男性の場合、手入れは自己流になりがち。眉毛を整えるときに気をつける要点を以下にまとめたので参考にして下さい。
・ボサボサ……生やしっぱなしで長くボサボサの眉毛はだらしない印象を与えます。適度な長さに整えて、ハツラツとした印象に。
・左右がくっつきすぎ……左右の眉頭がくっつきすぎは神経質な印象を与えます。目頭の垂直線上が眉毛の始まり地点となるようにカットしましょう。逆に左右の眉毛が離れすぎると頼りない印象になります。
・細く吊り上がっている……整えすぎて細く吊り上がった眉毛はきつく強情な印象を与えます。眉毛はナチュラルに整えるのが基本です。
- 5)体臭や口臭などのニオイ
最近ではデオドラントボディソープや、ボディスプレー、汗の拭き取りシートなどの男性用ニオイケアのアイテムが充実しています。人を不快にさせて評価を下げられないよう、こまめにニオイケアを行いましょう。
まとめ
いかかでしたか? 自分は無意識でも、身だしなみを整えていないと、相手に「気遣いや心遣いをしていない」というメッセージが届いています。メッセージを受け取った相手は、あなたを「気遣いや心遣いができない人」と判断するでしょう。身だしなみは、言葉以外で、自分の考えや気持ちを相手に伝えることができる「武器」でもあります。ビジネスシーンにふさわしい身だしなみで、ビジネスチャンスをつかんで下さいね!
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