マンション相場・トレンド/新築マンションレポート

有明大規模免震タワー「シティタワーズ東京ベイ」(2ページ目)

東京五輪まであと3年の2017年夏、会場の一つとなる有明地区で全1539邸の大規模免震タワー「シティタワーズ東京ベイ」の販売がスタートしました。第1期330戸の全体坪単価は、坪320万円~330万円程度。約9割の住戸に要望が入るなど好調な出足。国家戦略特区認定事業にも指定された住宅・商業等の複合開発。免震、保育施設の建設など魅力満載のプロジェクトをレポートします。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド


「有明」駅徒歩3分、「国際展示場」駅徒歩4分 都心アクセスも魅力

ベイエリアの模型

「シティタワーズ東京ベイ」を含むベイエリアの模型

「シティタワーズ東京ベイ」の魅力としてまず挙げたいのが、「有明」駅徒歩3分、「国際展示場」駅徒歩4分の交通アクセスです。「国際展示場」駅からりんかい線で、「新木場」駅経由で「東京」駅へ12分。「天王洲アイル」駅、「大崎」駅、「渋谷」駅、「新宿」駅へもダイレクトにアクセス可能です。湾岸エリアに居住する地元層の買い替えニーズが約3割と目立つのも複合再開発の魅力や住戸の広さに加え、駅アクセスが良好な点も高く評価されています。
「シティタワーズ東京ベイ」の完成予想模型

「シティタワーズ東京ベイ」の完成予想模型

建物は、免震構造の33階建ての3棟構成。積層ゴムとダンパーを用いた免震装置が地震のエネルギーを吸収し建物の変形や揺れを抑制します。東日本大震災時に免震構造採用のマンションの被害が小さかったこともあり、地元からの買い替え層には高く評価されています。また、一体開発のため住宅棟の街区を南側にワイドな敷地形状にすることによって建物を眺望が抜けやすい東京臨海広域防災公園側に配するだけでなくワイドスパン住戸を計画しやすい配棟計画を実現。住戸の居住性と将来の見晴らしを確保しています。
B棟の住戸配置イメージ図

B棟の住戸配置イメージ図

住宅棟の並びには、ある程度の定員数を確保した保育施設を建設予定。隣接街区に有明小学校や有明中学校もあり子育て環境は、整いそうです。また、マンションは、デッキによって隣接する商業施設や駅方向へのアクセスを確保。これなら日常的な往来もスムーズにできそうです。
「シティタワーズ東京ベイ」に開業予定の保育施設の模型

「シティタワーズ東京ベイ」に開業予定の保育施設の模型

 

2層吹抜けの豪華なエントランスホール 夜景の見えるラウンジ

「シティタワーズ東京ベイ」の共用部は、2層吹抜けのエントランスホールなど非日常的な大人の演出をした豪華な空間が特徴。南側に広がる緑のネットワークを借景とし、この地ならではの時間の流れを感じることができます。
「シティタワーズ東京ベイ」のエントランスホール完成予想図

「シティタワーズ東京ベイ」のエントランスホール完成予想図

車寄せを設けたコーチエントランス、夜景の広がるラグジュアリーなパーティーラウンジ、ライブラリーラウンジやパーティールームなど落ち着いた演出になっています。
「シティタワーズ東京ベイ」のパーティーラウンジ完成予想図

「シティタワーズ東京ベイ」のパーティーラウンジ完成予想図

また、ホテルや大型商業施設が身近に誕生するので、このスケールにしては共用施設の数は抑えめです。身近にレジャースポットは豊富にあるので、管理コストも考えると十分ではないでしょうか。

ワイドスパンの間取りで開放的なビューを実現

「シティタワーズ東京ベイ」の住戸の特徴は、アウトフレーム&ワイドスパンの開放的でスッキリしたプランニング。2タイプ公開中のモデルルームでも、こうしたメリットは実感できます。例えば、リビングと全居室からの景色。ワイドスパンの間取り(低層部を除く)からは、開放的な景色を楽しむことができます。
「シティタワーズ東京ベイ」のモデルルーム

「シティタワーズ東京ベイ」のモデルルーム

リビング・ダイニングと洋室の間には、ウォールドアを採用。ドアの収納によって、一体で使うことも可能です。主寝室や子供部屋からの眺めも良く、気持ち良く朝が迎えられそうです。
「シティタワーズ東京ベイ」のモデルルーム

「シティタワーズ東京ベイ」のモデルルーム

第1期1次は、3LD・Kが5,990万円~、2LD・Kが4,490万円~

8月に販売がスタートした第1期1次330戸は、3LD・Kが5,990万円~、2LD・Kが4,490万円~、1LD・Kが3,490万円~の価格設定。この時点でのおおよその全体坪単価は、坪320万円~330万円程度で駅距離やスケールメリットを考えると値頃感があるのも人気の要因です。中でも70平米台~80平米台の3LD・Kタイプは買い替えニーズが強く、高価格帯にも関わらず100平米超の広さの住戸も人気を集めています。
「シティタワーズ東京ベイ」のモデルルーム

「シティタワーズ東京ベイ」のモデルルーム

湾岸エリアでこの10年供給されたマンションを見ると、家賃相当を考慮しなくてもキャピタルゲインが出ているマンションが多くなっています。街区の形成が進み住み心地が高まったこともありますが、この地域に愛着を持って住む人が増え続けていることも大きな要因でしょう。その湾岸エリアの中でも魅力的な街区形成で違いを感じる「シティタワーズ東京ベイ」。2017年の注目物件として、見学してみてはいかがでしょうか。



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