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水冷式クーラー[TAO WC-201]試用記 サーバに最適!水冷式クーラ

今年の夏も暑くなりそうです。オフィスのそしてご自宅のサーバは大丈夫でしょうか。ここでは、最近話題の水冷式クーラを実際に取り付けて試してみました。さて、結果はどうでしょうか?

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

TAO WC-201試用記   
サーバに最適!水冷式クーラ

今年の夏は暑いでしょうか?暑さ対策としてサーバに水冷式クーラを付けてみました。ここではその使用感をレポートしてみたいと思います。

●サーバとCPUクーラ

だんだん暑い季節が近づいて来ました。暑くなると問題になるのがコンピュータの熱暴走です。完全に室温管理されたオフィスであればよいのですが、個人的にサーバを立てている方は「暑さに負けてサーバがダウン」と言う経験もあるでしょう。まさか、エアコンを付けたまま出勤したり外出したりする訳にも行きません。

そこで、考えられるのは高性能なCPUクーラーです。もちろん、ケースFANや電源FANなどにも気を使う必要がありますが、一番効率よく冷やす必要があるのはCPUでしょう。最近は、純正CPUクーラを高性能なCPUクーラに変更する方も多いのではないでしょうか。筆者も以前、CPUクーラを別のクーラに変更してみたことがありますが、多少CPUの温度上昇が抑えられるだけで、騒音の方が気になるという苦い経験があります。

サーバやLANという環境を考えてみると、まず効率よく冷やす性能が求められます。締め切ったマンションの一室は、夏の日中非常に高い温度になります。こうした環境の中でサーバやLANのネットワークを稼働させるには、強力な冷却能力が必要になってきます。
さらにもう1つ、騒音という問題があります。サーバやLANによるネットワークは、生活環境の中で利用するため、稼働音がうるさいといくら冷えても実用的ではありません。まとめると、サーバやLANによるネットワークに求められる要件は以下のようになります。

・強力な冷却能力

・稼働時の静穏性

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