WindowsXPでLANをセットアップ(7)
XPにアクセス制限(後編)
さて、サーバー側の簡易ファイルの共有を無効にし、アクセスするユーザの登録とそのパスワードの設定が終わったら、いよいよ肝心の共有フォルダの設定です。前編の記事はここをお読み下さい。
●アクセス許可の設定 |
まず、[共有]タブでアクセス許可の設定をします。ここでは、共有フォルダをクライアントからアクセスしたユーザが見ることができるフォルダにします。なお、サーバがFATでフォーマットしたハードディスクを利用している場合は、設定がここだけとなります。サーバは、できるだけNTFSでフォーマットするようにしてください。
アクセス制限をするフォルダは、ここで新しく作成してください。以前からあるフォルダに設定することは避けた方が無難です。
Everyoneが有効だと、LAN経由でアクセスしてきたすべてのログインユーザがアクセス制限したいフォルダを見ることができてしまいます。
実際のセキュリティは、次の[セキュリティ]タブで設定します。[セキュリティ]タブでの設定は、ここの設定より優先されますので、ここではフルアクセスを有効にしておきます。ほかの項目は、FATでフォーマットしている場合に利用することになります。