ここ10年で婚活年齢も高齢化。その背景には……?

年々婚活を始める年齢が高齢化しています。10年前は35歳で年齢制限があり、多くの相談所が入会を受け入れなかったものですが、ここ10年で様変わりしてきています。ガイドは東京・表参道で結婚相談所を経営していますが、40歳過ぎた方の受け入れは5年前まではしていませんでした。それが今ではアラフォー女性会員が中心になってきています。40代婚活は今後も増え続けていくことが予想されます。

ですが、40代になるまで一度も結婚したことがない女性の婚活は、指導する中でも驚き・唖然の連続です。どうしてそうなっちゃったの!? と思うようなことが続発し、毎日が戦いと言っても過言ではありません。その大変さは、記事「たった0.7%?アラフォー婚活の真実とプロの対策」でもお伝えしましたが、知れば知るほどキッツ~イ現実がそこにあります。

今回は、とある40代の女性会員、その名も「47歳婚活待ち子ちゃん」の実例から、人任せすぎる問題行動をレポートしていきます。婚活中のあなたもこんなことをしていたら一生独身! さっそく反面教師としてチェックしてみてください。


1.「婚活する気分にならない」とイキナリ受け身発言

自分では何していいのかわからないんだよ

「どうしたらいいのかわからない」って何それ!?


「自分では何をしたらいいのかわからない。婚活を始めても気分が上がらないんです」
これは、入会1か月後のカウンセリングでの彼女の発言です。

「自分の意志で、あなたが結婚したいのよね?」と聞いてもこの答え。47歳になっても、目的に向かって自ら動きだすことができない。なんでもレールに乗って強制的に進まないと動けない。結局すべてが人任せの典型的な「婚活待ち子」ちゃんタイプ。 気分なんて上がらなければ、自分で上げればいいんです。

でも高齢の婚活女性って、意外とこういう人は少なくないんです。婚活しなきゃと思っているけど、する気にならない、めんどうくさがってやらない理由を探してしまう人たちが!

どうやって自分の気持ちを上げればいいのか、わからない人は2番へ進みましょう!


2.ノーメイクでお見合いに望む、低すぎる美意識

普段はメイクしないけど、今日は少しメイクすればいいや。服装も少し気を付ければいいよね~♪

普段はメイクしないけど、今日は少しメイクすればいいや。服装も少し気を付ければいいよね~♪


47歳といえば、年齢的には中年。もうすぐ高齢者の域にも足を突っ込んでいる年齢です。それで婚活をするというのは、相当、今持っている自分の魅力を総動員して盛って盛って盛っても「ただのおばさん」とお断りされかねない年齢です。

この47歳婚活待ち子ちゃんにも、その意識を持ってもらいたく、入会早々にメイクレッスンを勧めます。

結婚相談所でメイクレッスン!?と驚かれますが、実はこういった美意識を上げるレッスンを受けてもらうことによって、単純にメイクスキルが上がって見た目が良くなるだけでなく、「自分はきれいになれるんだ、女性だったんだ」と気づかせることによって、本人の「婚活のスイッチ」を入れることもできるからなんですね。

それなのに! 次回のカウンセリングにやってきた彼女はノーメイク。花の東京・表参道を、ノーメイクで闊歩する47歳って……どうなってるの。カウンセリングのあとにお見合いをするって言っているのにですよ? 

本人いわく、「ファンデーションは塗りました」ってうす塗りどころかまったくカバーできていないシミ丸出しの肌に、シャドーもマスカラもアイラインも口紅もつけていない始末。論より証拠、いつも初対面の方には「子供が3人くらいいるように見える」と言われているそうです。

どうしてメイクしないのか聞いたところ、今までまともにメイクをしたことがないから……ですって。メイク時間を1日30分とすれば、30分×365日=1年で182.5時間! 成人してからの27年間で換算すれば、4927.5時間もほかの女性たちより余裕があったってこと。これってある意味すごいですよ。ただし、その時間を有効活用しているならですけどね!

婚活を始めた今の目的は、恋愛・結婚できる人間になることですよね。だとしたら、もうちょっと美意識を持ちましょうよ。そもそも18歳以上の女性が人前でメイクするのはおしゃれじゃなくて身だしなみです。30代になれば20代の倍の美意識、40代はさらに倍の倍の美意識を持たなければドンドンドンドン老け込む一方ですよ!


3.相手のプロフィールすら見ない、無気力お見合い

あー!!なんでなんで~!?

あー! なんでなんで?


気を取り直してお見合い直前のカウンセリングをスタートする、待ち子ちゃんとガイド。「さぁ、今日のお相手とは、何を中心にお話ししますか?」という質問に対しての彼女……無言です。

はい、ここでも待ち子ちゃん行動が発動です。すべてが受け身の彼女は、事前に送ってある相手のプロフィールを見てもいないのです。だから何の話しをしていいのかわからないんですね。

短いお見合いの時間に、効率よく相手のことを知るために、プロフィールの読み込みは必須です。自分との共通点など相手との相性を知っておくことで話が弾むのはもちろん、プロフィールでは見えない結婚するにあたって気になるポイントを本人の口から聞き出す意味でも重要です。

彼女には、「結婚するのはあなた、なんですよ? 目の前の男性と将来をともに生きていけるかどうかリサーチするのがお見合いです。当日までに聞きたいことをてんこ盛りにしてきてください!」とアドバイスしました。


あなたならどうする? お見合いでの質問のコツ

ちょっとここでワークをしてみましょう。

47歳婚活待ち子ちゃんはプロフィールもガン無視なので何も聞けませんでしたが、あなたがお見合いするなら何を聞くでしょうか?

相手の彼は母親と同居の40代会社員です。婚活中の女子が良くはき違えるポイントが隠れています。例えば、いきなり「私、お母様の面倒は看ませんから!」と怒りのシャットダウンをする女性。相手は突然のことにビックリ仰天です。

この思考回路を解説すると、「相手は母親と同居 → 結婚後も相手の親と同居するってこと? → 親の介護も私にしろってこと!? → 冗談じゃない、お断りです!」……ってことなんです。こんなふうに勝手に妄想して決めつけるのは、コミュニケーション下手なアラフォー婚活女性たちの悪い癖!

そもそも今どき嫁の世話になりたいご両親なんて、そうそう存在しません。20代前半で嫁いできて、何十年も息子と連れ添った嫁なら分かりますが、息子が中年になってから出会ったような気心も知れない嫁に看てもらおうなんてこれっぽっちも思いません。息子すら結婚して出て行ってくれればせいせいする、というのが関の山です。

私なら、このように指導します。
「お父様が亡くなられてから、お母様とおふたりで住んでいらっしゃるのですよね。お母様は、お元気でいらっしゃいますか? 家事はどうされているんですか?」 などと聞いてみます。

そうすると彼はおそらく、「母はおかげさまで元気です」「今は少し介護の手を借りています」「母と家事は分担しています」などとお母様の様子を話しますよね。こうして自然と相手のプロフィールを掘り下げていき、リサーチするんですよ。彼のこれまでの生活スタイル、母子の関係などを聞き出すのです。ぜひたくさん話を引き出してきてください。


以上、「47歳婚活待ち子ちゃん」の実例でした。
ぼけ~っとのんきに何も考えずに婚活していては時間の無駄! 40代後半ともなれば目の前はもう老後。いかにこの先の人生を穏やかに過ごしていけるか、そして、目指す目的のために今何をするべきかを考えて婚活しなければなりません。

婚活中のみなさんは、婚活待ち子ちゃんになっていませんか? 自分を変える! 考える! 自分のために自分で動くのです。そして最後の力を振り絞って、一度は結婚をしてみましょう。
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