無線LAN[WHR-G54]試用記2
WHR-G54は本当に速くなったのか
【目次】
1Page:何を調べるのか
2Page:無線LANは速くなったのか
3Page:フレームバーストOFF時の無線LAN速度
4Page:ルータの処理速度は上がったのか?
5Page:無線LANを通した場合のWeb閲覧速度は?
6Page:フレームバーストOFF時のWeb閲覧速度は
■何を調べるのか
メルコの高速有線ルータのBLR3-TX4が発売された頃から無線の高速ルータが発表されるだろうと思っていましたが、やはりWHR-G54が発売されました。 たぶんBLR3-TX4で利用したチップと同じチップを使ってルーティング速度を上げているのでしょう。前製品であるWBR-G54は、ルーティング速度が全体のスループットの足を引っ張る形になっていました。このことは、以前の記事で述べた通りです。
とはいっても、実際に計測してみないと本当のところは分かりません。ここでは、前製品であるWBR-G54と比較しながら、本当に速くなったのかを検証していきたいと思います。
なお、先回の記事で、WHR-G54の ファームウェアのバージョンアップと無線LANの通信速度を向上させるフレームバースト機能についてレポートしました。今回の調査にあたっては、まずフレームバースト機能を有効にした状態で計測 することにしました。
子機はWHR-G54/Pというセット商品に同梱されているPCカードで、前回の調査と同じWLI-CB-G54となります。したがって、子機は新製品という訳ではありません。