プチプチをアイロンで接着!簡単アップサイクルに挑戦
捨ててしまうはずの素材が、新しい素材に!
また、素材となるプチプチの大きさ、色の違いでまったく違う風合いに仕上がります。写真は直径2センチほどの大き目の突起のプチプチで作りました。気泡のあとがいい感じに残って、面白い柄になりました。
さっそく作ってみましょう。
■用意するもの
- プチプチ
- トレーシングペーパー、もしくはクッキングシート
- アイロン
- アイロン台
よく冷ましてからはがしてください
- 2枚のトレーシングペーパーかクッキングシートの間に、突起がある面を内側にして折畳んだプチプチを挟む
- 中温のアイロンをゆっくりと押し当てていく
- 内側の気泡がつぶれて密着したら、よく冷ましてトレーシングペーパーからはがす
- もう1枚のプチプチを、突起面を上記でできたシートに当て、トレーシングペーパーに挟んでアイロンをかけて密着
- これを繰り返す。気泡の入った凸面で密着するので、必ず接着させたい面に、凸面の側を当ててアイロンをかけましょう
気泡同士が張り付いて一枚のシートになりました。写真は4枚重ねたものです
アイロンの熱でプチプチがつぶれていくのも、なかなかの快感です。ちょっとしたストレス発散になるかも!?
■注意事項
- やけどに注意
- アイロンは中温に設定、スチームは使わずドライで使用
- 必ずトレーシングペーパーかクッキングシートでプチプチを挟む。直接アイロンやアイロン台にプチプチが触れると、溶けて張り付いてしまいます
できた素材で工作してみよう!
素材ができたら、いろいろ工夫をして手作りを楽しんで!わざわざ素材を買いに行かなくても、家にあるものでアップサイクルを楽しみましょう
プチプチにアイロンをかける前に、突起のないほうの表面にマニュキアやマジックで模様をつけたり、間に小さな布や紙を挟んでからアイロンをかけると、模様や色付きの素材になります。この場合は、プチプチの接着面を残すよう、小さめに切って挟むようにしてください。
糸や布を挟んだり、模様を描いても素敵です
大きさを工夫すれば、ランチョンマットなども作れますし、裁縫ができる人なら、3~4枚ほどを重ねたものをミシンで縫って、バッグやポーチを作ることもできます。
ちょっと変わった素材に、見た人は驚くはず。
捨ててしまう運命の素材をアップサイクルで生まれ変わらせる
このように、廃棄されるはずだった素材を、クリエイティビティを加えることにより、新しく魅力的なものに生まれ変わらせることを「アップサイクル」と言い、世界でも静かなブームになっています。これまでも、牛乳パックを組み合わせて踏み台を作るなど、廃物利用の工作はいろいろありましたが、アップサイクルのポイントは
- 創造性があること
- 単に再利用するのではなく、元のものよりも価値の高いモノを生み出すことが、最終目的であること
どうしたら生まれ変わらせることができるか、と考えるのも大きな楽しみです
また、廃材バンクを作って子ども向けのワークショップを開くといった活動も、NPOによって行われているのだとか。
いま旬の「アップサイクル」。おうちの素材に創造性を加えて、さらに価値のあるものに生まれ変わらせるという試み。ぜひいろいろ試してみてくださいね!
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