無線LAN[WBR-G54]試用記7
WBR-G54 Web実効速度2
■Web実効速度は変わったか?
以前のレポートでIPマスカレードを利用した場合の実効速度をレポートしました。つまり、無線LAN経由でWebを閲覧する際の実効速度です。その際の結論は、以下の通りでした。
「WBR-G54では 実効速度が約13.3Mbpsにまで下がるので、ほかの外部ルータ+WLA-G54/P(ルータ機能なしの機種)を購入することをお勧めします。」
さて、昨今WBR-G54ではファームウエアのバージョンアップが繰り返されていますが、現段階ではどのようになっているのでしょうか?IPマスカレードによるIPアドレス変換は、「グローバルIPアドレス<->プライベートIPアドレス」という変換を行うのですが、この速度はルータ機能を司るチップセットの処理速度に左右されると思うので、違いはないのかも知れませんが一応現段階でのスループット(実効速度)を再調査してみることにしました。
メルコからのアナウンスはありませんが、FTTHや高速ADSL/CATVが一般的になりつつある状態で、Autoモードの速度や11b混在時の速度向上と共に、Webを閲覧したりファイルをgetしたりする際の速度向上を期待したいものです。