■IEEE802.11aとの比較
11gとの競合相手である11aの実力はどうでしょうか。これも気になるところです。そこで、NEC Corporationから発売されているWA7500Hで11aの無線LAN実効速度を計測してみることにしました。
WA7500Hの詳細に関しては、別のガイド記事で詳しく述べることにして、ここでは早々に実効速度を計測して11gのWBR-G54と比較してみましょう。実効速度の調査環境は、公平を期するためWBR-G54のときと全く同じです。
1回目:2854.38Kbytes/sec.
1回目:2812.67Kbytes/sec.
1回目:2826.44Kbytes/sec.
1回目:2812.67Kbytes/sec.
平均:2823.766Kbytes/sec.
約22.6Mbps
WBR-G54の実効速度が約20.1Mbpsですから、WA7500Hの方が1割程度速いことになります。
さて、ここである通信販売のお店で販売されている実売価格を比較してみましょう。2003/2/21現在です。ただし、あくまでも参考ですから実際に購入される場合は、ご自身で確認しご自分の責任で 購入してください。
\41,490 (税抜き)
・AirStationWBR-G54/PワイヤレスLANセット(11g)
\23,090 (税抜き)
さて、無線LANの実効速度と対価格比をどのように見るかは皆さんにお任せします。 ただ、今回は無線LANの実効速度だけを計測したのであって、実際に利用するにあたってはルーティング速度も大きなファクターとなってきます。次回 には、ルータの性能も含めて総合的なレポートをお届けしたいと思います。ご期待ください。
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