このように、入力するデータが決まっている場合はリストに一覧表示させて、そこから選択できるようにすると入力も楽で間違いもなくなります。それを実現するのが、Googleスプレッドシートの「プルダウンリスト」です。
次は、実際にGoogleスプレッドシートで作成した「プルダウンリスト」の例です。セル右端の[▼]をクリックするとリストが表示され、そこからデータを選択することができます。
所属部署を選択するプルダウンリストです
スプレッドシートでのプルダウンリスト作成手順
1. プルダウンメニューを設定するセルをクリックして選択します。2. [データ]-[データの入力規則]を選択します。
プルダウンメニューを設定するセルを選び、[データ]-[データの入力規則]を選択します
[条件]の「リストを範囲で指定」と表示されている箇所をクリックします
メニューが表示されたら、[リストを直接指定]を選択します
6. [セルにプルダウンリストを表示]をチェックします。
7. [無効なデータの場合]で[入力を拒否]を選択します。
8. [保存]をクリックします。
5.右側の入力欄に、プルダウンメニューで表示する選択肢をカンマで区切って入力します。ここでは「営業部,編集部,総務部,開発部」と入力します
6.[セルにプルダウンリストを表示]をチェックします
7.[無効なデータの場合]で[入力を拒否]を選択します
8.[保存]をクリックします
9.セルの右下にマウスポインタを合わせて十字型にします
10.ダブルクリックすると、下のセルにも同じ設定がコピーされます
11.各セル右端の[▼]をクリックすると、所属部署を選択するリストが表示されます
12.手順7で[無効なデータの場合]の[入力を拒否]を指定しているので、設定した部署以外のデータを入力しようとすると、このようなエラーメッセージが表示されて入力できません
スプレッドシートで作ったプルダウンリストをExcelで活用する
作成したプルダウンリストは、Excel形式に変換しても有効です。GoogleスプレッドシートのファイルをExcel形式に変換するには、[ファイル]-[形式を指定してダウンロード]-[Microsoft Excel(.xlsx)]を選択します。これで、Excel形式のファイルとしてダウンロードされます。ダウンロードしたExcelファイルをExcelで読み込み、プルダウンリストを設定したセルを選択すると、右端に[▼]ボタンが現れて、クリックするとデータを選択できます。
Googleスプレッドシートで作ったファイルは、[ファイル]-[形式を指定してダウンロード]-[Microsoft Excel(.xlsx)]を選択するとExcel形式のファイルとしてダウンロードされます
ダウンロードしたファイルをExcelに読み込むと、Excelでもリストからデータを選択できます
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