ステーショナリー・文房具

ロディアノートやクオバディス手帳の2018年版新作は

2018年版のクオバディス手帳をはじめ、ロディアの新作情報をお届けいたします。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

2018年用の手帳発表会に参加してきました

この時期、手帳の各ブランドではバイヤー向けに2018年の手帳発表会が行われる。その中のひとつクオバディスの展示会にお邪魔してきた。クオバディスだけでなく、ロディアでも目を見張る新作が目白押しだった。

アンティークな雰囲気のロディア「ヘリテージ」

ロディアundefinedヘリテージ

ヴィンテージ感のあるデザインが特長のロディア「ヘリテージ」
ブロックロディア 700円+Tax、ミシン綴じノートブック 800円+Tax、かがり綴じノートブック 1,200円+Taxの3タイプがある。サイズは全てA5。
 

ロディアのトレードカラー、オレンジを使いながらもぐっと落ち着いた雰囲気の新シリーズ「ヘリテージ」。チェック柄の「タータン」、ヘリンボーンパターンの「シェブロン」、トリックアートを彷彿とさせる「エッシャー」、市松模様の「カドリーユ」の4柄。あえて印刷を少しばかりかすれさせてヴィンテージな風合いを出している。各柄ともにホワイトとブラックの2色ずつ展開されている。個人的にチェックの「タータン」が気に入った。

ロディアundefinedヘリテージ

ロディアらしさは残しつつ、大人な雰囲気に仕上がっている

ロディアundefinedヘリテージ

表紙はわずかにザラザラとした質感


中の紙は通常のロディアより厚めの90g/平方mのクリーム紙。ロディアでは初となる、オレンジ罫の方眼がとても新鮮だ。アンティーク感のある「ヘリテージ」の世界観には、このクリーム紙とオレンジ方眼がとても似合っていた。

ロディアundefinedヘリテージ

少し厚めのクリーム紙にオレンジの方眼罫

ロディアundefinedヘリテージ

かがり綴じをそのまま見せている「かがり綴じノートブック」

ロディアundefinedヘリテージ

かがり綴じはご覧の様に見開き性がよい


手帳フォーマットもデザインした「パピエティグル」バージョン

クオバディスundefinedパピエティグル

2016年からクオバディスと「パピエティグル」のコラボは始まった。直線だけで描かれたタイガーがトレードマークになっている。


クオバディスの新作手帳で私が一番注目したのは、フランスのイラストレーター「パピエティグル」とのコラボダイアリー「ランデブー」だ。幾何学パターンを使いつつ暖かみのあるイラストが特長。女性だけでなく、男性にも使いやすいデザインだ。

クオバディスundefinedパピエティグル

ダイアリー「ランデブー」の表紙には落ちついたカラフルさがある


表紙はファブリック製のハードカバー。ギザギザ模様のついたゴムバンドを外して中を開いてみる。クオバディスの十八番であるウィークリーバーチカル「アジェンダプランニングダイアリー」になっている。ただ、いつものフォーマットとは少し違う。一言で言うとスッキリしているのだ。この手帳フォーマットも「パピエティグル」がデザインしたという。右下の電話やメールのToDo欄にはアイコンがない。曜日には「日曜日」、「月曜日」という日本語まで標準で印刷されている。

クオバディスundefinedパピエティグル

3サイズ展開。10×15cmのA6は2,800円+Tax。16×16cmの正方形は3,800円+Tax。15×21cmのA5は4,200円+Tax。

クオバディスundefinedパピエティグル

スッキリとした印象の「アジェンダプランニングダイアリー」

クオバディスundefinedパピエティグル

標準で「日曜日」、「月曜日」といった日本語曜日表記が全スケジュールページにわたって印刷されている

クオバディスundefinedパピエティグル

巻末の横罫線ノートの片側が。線がユルユルとしているという遊び的要素も。

クオバディスundefinedパピエティグル

同じデザインのパートファイル(仕切りは12枚)2,800円+Tax

クオバディスundefinedパピエティグル

書類やカードなどをはさみこむだけというシンプルファイリング

ダイアリーundefinedセリグラフィー

「ダイアリー セリグラフィー」では、PVC素材にPOPなパターンがデザインされている。こちらも「パピエティグル」デザイン。
 


クオバディスのジッパーカバー

クオバディスundefinedラウンドジップ

ラウンドジップ クラブ 3,800円+Tax(16×16手帳は含まれない)


クオバディスでは、ジッパータイプのカバーも発表されていた。合成皮革のクラブは豊富なカラーバリエーションをラインナップ。また、シックなカラーの本革タイプもあった。ペンホルダーは内側に備えられている。その位置がちょっと変わっていて右上にある。書く時に邪魔にならないという配慮だろうか。ホルダーは小さめでクリップをとめる仕様。

クオバディスundefinedラウンドジップ

イタリアンレザー 22,000円+Tax。(16×16手帳は含まれない)

クオバディスundefinedラウンドジップ

ジッパーを閉じた時の佇まいがいい


フレキシブルなペンホルダー

ロディアundefinedペンホルダー

ロディアの「ペンホルダー」は色々な手帳にセットできるものだった

ロディアのハードカバー手帳やノートにセットできるペンホルダーも新たに発表されていた。一見したところでは、よくある手帳にグルリと巻き付けるタイプだ。しかし、作りがちょっと違っていた。ゴムバンドに加えベリベリとはがす面ファスナーにもなっているのだ。

つまり、セットする手帳のサイズにフレキシブルに対応できるということになる。主に1本のペンをセットする「ナロー」(1,400円+Tax)、2本のペンや太軸用の「ワイド」(1,500円+Tax)の2タイプ。A6サイズからA5サイズくらいまで対応できるという。これはロディアの手帳のみならず、色々と使えそうだ。

ロディアundefinedペンホルダー

ペン一本をセットするのにちょうどよい「ナロー」タイプ

ロディアundefinedペンホルダー

面ファスナーなのでフレキシブルに調整が効く


ラ・プティット・パペットリー・フランセーズ

ラ・プティト・パペットリー・フランセーズ

色調も抑え気味の落ちついたデザインが特長


新たなブランドも発表されていた。シルビ・ベタールによって2012年にスタートしたステーショナリーブランド「ラ・プティット・パペットリー・フランセーズ」。2015年にクオバディスグループの「Gラロ」とパートナーシップを結んでいる。風合いのある紙を使ったものが多い。紙の風合いを楽しめるようにということだろうか、鉛筆や色鉛筆もラインナップしている。また、同じテイストのノートやパッド、さらにはファイルまで展開されていた。これまでの「Gラロ」とは少しテイストの違う大人ステーショナリーシリーズだ。

ラ・プティト・パペットリー・フランセーズ

A4のパッド、表紙には粉砕されリサイクルされるアーモンドの種から作られた紙を使用している。3,300円+Tax。

ラ・プティト・パペットリー・フランセーズ

少し太めのグラファイト鉛筆&定規セット。4,000円+Tax。

ラ・プティト・パペットリー・フランセーズ

リングバインダーや中に綴じるフォルダーもある


【関連リンク】
クオバディス
ロディア

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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