身近なのに効果抜群! 体臭予防に日本茶バス
冬の浴用剤といえば、みかんやゆずなどの柑橘類が定番。冬至にゆずをお風呂に入れたことがある人は多いはず。でも、もっと簡単に楽しめる日本のお風呂があります。使うのは日本茶! 新しいお茶でなくても、一度飲んだお茶の葉を集めて使っても十分。香りのリラックス効果があるだけでなく、体臭予防にもつながるのだとか。
日本茶以外でも、ハーブティーのティーバッグなども使える
新しい茶葉を使うなら、お茶専用のパックに入れてバスタブにポン。飲んだあとのお茶がらを使う場合は、生ゴミ用のネットに入れて口を輪ゴムなどで縛って使うと、お茶がらを集めるのも、捨てるのもラクチンです。
温泉の成分でもある塩と重曹でホカホカ
粗塩や重曹があれば、目安10~50gほどをバスタブに入れて。塩と重曹は温泉の主要成分にも含まれているものなので、体をポカポカに温める効果があります。香りが欲しいなと思う人は、エッセンシャルオイルを数滴垂らしてリラックス。重曹や塩は温泉の成分のひとつ。もっとも身近なキッチン浴用剤です
ただ、皮膚が弱くて荒れがちな人や、引っ掻き傷などがある場合は、塩がしみることもあるので使用は避けて。重曹はお肌にも優しく、さらに浴槽の汚れが落ちやすくなる効果もあるので、お風呂洗いもラクチンで一石二鳥です。
捨てる前に待った! 日本酒も牛乳もリッチな浴用剤に
頂き物などで飲みきれなかった日本酒や、少しだけ賞味期限が過ぎてしまった牛乳(腐敗したものはだめですよ!)もお風呂に入れれば無駄になりません。量の目安はカップ2~4杯ぐらいまでお好みで。しっとり保湿効果もあるので、特に女性にオススメです。キッチンは浴用剤の宝庫! 食材の無駄を減らす効果もありますね
ただし、お酒や牛乳を入れたお風呂は、洗濯には使えません。特に日本酒は肌の老廃物を出す効果もあるため、入浴後のお湯は結構汚れますので、お風呂掃除は念入りに。
野菜も立派な浴用剤です
その他、大根の葉や皮(天日に干す)、しょうが(1個をすりおろすかスライスする)などを袋に入れても、からだを温める優秀な浴用剤になります。みかんやりんご、レモンなどの果実の皮も、天日に干して保管しておくことで浴用剤に早変わり。市販の浴用剤には、場合によって様々な添加物が含まれていることも多い上、香りも強く感じることもあります。
ナチュラル素材だからこその、リラックス感。バスタイムをゆっくり楽しく過ごしましょう!
手作りなら自然な香りと効用で、心身ともにリラックスできる上、無駄なく安上がり。身近な浴用剤を、ぜひ見直してみてくださいね!