「もち麦雑炊ダイエット」の方法とは?腸活にも役立ちおすすめ
もち麦には腸内環境を整えてダイエットに導く効果が!
もち麦とは……カロリーが白米よりも低く、もちもち食感が特徴
白米より低カロリーなのが嬉しい!
アミロペクチンは、調理の際に水分と熱が加わることで強い粘性が生じるため、もち麦は食感がもちもちする特徴と美味しさが人気となっています。
また、白米よりもカロリーが低いというのも嬉しい特徴。もち麦の茶碗一杯分のカロリーが198kcalなのに対し、白米の茶碗1杯分のカロリーは250kcalになるので、通常の白米に比べて約50kcal少ない数値になります。
もち麦の嬉しいダイエット効果
水溶性食物繊維による嬉しいダイエット効果がいっぱい!
■便秘解消効果&血糖値上昇抑制
■腸内のヤセ菌が増える
■満腹感持続による食べ過ぎ防止
■アンチエイジング効果
もち麦は茶碗一杯分の中に約19.4gの食物繊維が含まれていますが、白米の場合は約0.8gなので、もち麦は白米に比べて25倍もの食物繊維が含まれていることになります。これにより腸内の老廃物が排出されやすくなり便秘が解消されると同時に、血糖値の上昇抑制にも役立ち、痩せやすい体質に近づきます。
また、ワシントン大学の研究によると、「太っている人の腸内にはファーミキューテス門(通称デブ菌)という細菌が多く、痩せている人にはバクテロイデス門(通称ヤセ菌)の細菌が多い」という腸内細菌と肥満の関係が明らかになったそうです。
もち麦に含まれる水溶性食物繊維βグルカンには、ファーミキューテス門のエサとなり糖質や脂質を包みこむことで吸収を抑える働きがあることが判明。また、もち麦を継続的に摂ることでバクテロイデス門が増えるため、痩せやすい腸内環境に導くことが分かりました。
さらに、もち麦の水溶性食物繊維は胃の中で水分や食べ物と混ざり合うことで膨張するため、満足感が持続し、食べ過ぎ防止や食事量のセーブにもつながります。
その他、もち麦の外皮にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれているため、外皮が残っているほど歯ごたえがあり栄養価も高くなり、アンチエイジングにも効果が期待できるでしょう。
「もち麦雑炊ダイエット」の方法と作り方
もち麦ぞうすいは、アレンジが豊富で飽きないのが魅力!
もち麦だけでも、上記で解説したようなダイエット効果が期待できますが、さらに「もち麦ぞうすい」にすることで、以下のようなダイエット効果がより期待できます。
・低カロリー&低糖質(ぞうすいにすることで「もち麦」の量が減る)
・満足感がある(水分を多く含むため)
・早食いできない(熱々を食べるため自然にゆっくり食べることになる)
・冷え性が改善(体が温まるため)
まずは一日一食からはじめようという場合は、朝食にもち麦ぞうすいを食べるのがオススメです。理由は、血糖値の上昇が抑えられ、それが午後まで続くことで一日中血糖値の上昇をコントロールすることができるからです。
ただし、もち麦ぞうすいを食べているからと安心して、おかず等の食事量や間食が増えてしまっては×。ダイエット目的なのであれば、バランスのよい食事と適切な間食もきちんと意識しましょう。
「もち麦雑炊」レシピ
もち麦ぞうすいを作る際は、あらかじめ茹でたもち麦を用意しておくと便利です。ちなみに、もち麦の茹で方は、たっぷりのお湯で15分程度茹で、茹であがったら蓋をし、そのまま水気がなくなるまで蒸せば完成です。
■中華風もち麦ぞうすい
<材料>
ゆでたもち麦 お茶碗半分
醤油 適量
卵 1個
しめじ 適量
豆腐 1/4丁
生姜 適量
ごま油 適量
<作り方>
1 お鍋でお湯を沸かし、中華だしの素と醤油を適量入れ、茹でたもち麦としめじと豆腐を崩しながら加えて煮ます。
2 沸騰してきたら溶いた卵を回しかけます。
3 最後にお好みで生姜のすりおろしとごま油を垂らして完成。
■納豆もち麦ぞうすい
<材料>
ゆでたもち麦 お茶碗半分
昆布だし 適量
めんつゆ 適量
納豆 1パック
卵 1個
刻みネギ&海苔 適量
<作り方>
1 お鍋でお湯を沸かし、昆布だしとめんつゆ適量入れ、茹でたもち麦と納豆を加えて煮ます。
2 沸騰してきたら溶いた卵を回しかけます。
3 最後にお好みで刻みネギと海苔をトッピングして完成。
■豆乳もち麦ぞうすい
<材料>
ゆでたもち麦 お茶碗半分
鶏ガラスープ 適量
塩コショウ 適量
豆乳 150cc
溶けるチーズ 適量
<作り方>
1 お鍋で豆乳を沸かし、鶏ガラスープを適量入れ、茹でたもち麦を加えて煮ます。
2 沸騰してきたら塩コショウで味を整えます。
3 最後にお好みで溶けるチーズをトッピングして完成。
ぞうすいの他、野菜をたっぷり入れた具だくさんのお味噌汁やスープに加えても、効率よくもち麦を摂ることができます。いつもの食事に是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
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