カーペット・ラグ・マットなどの敷物は、冬場の底冷え対策にぴったり

床にカーペットやラグなどの敷物があると、肌触りがよく快適。冬場の底冷え対策にも有効

床にカーペットやラグなどの敷物があると、肌触りがよく快適。冬場の底冷え対策にも有効

部屋が狭い一人暮らしでは大きな家具を置きにくいため、床に座って生活をすることが多いです。床座の暮らしは部屋を広く見せるというメリットがありますが、フローリングや畳の床は、冬場の底冷えが気になります。それを防ぐのに有効なのがカーペット・ラグ・マットなどの敷物。では、一人暮らしなら、どんな敷物を選ぶのがいいのでしょうか。

そもそも敷くべきかどうかの見極めポイントや、知っておきたい敷物の種類・サイズ・素材についての情報、そして用途に応じたおすすめカーペット・ラグ・マットをご紹介します。

あなたは「床」に敷く派? 敷かない派?

敷物があると快適な一方、ゴミやほこりが絡んで掃除が大変、掃除が行き届かないとアレルギーを引き起こしやすいといったデメリットも

敷物があると快適な一方、ゴミやほこりが絡んで掃除が大変、掃除が行き届かないとアレルギーを引き起こしやすいといったデメリットも

■カーペットやラグを敷くメリット:防寒、防音、床の傷つき防止など
敷物を使うことによるメリットはいくつかありますが、まず「断熱性があるため、床からの寒さを防げる」というのがあります。また肌触りのやわらかさによっても暖かさを感じるため、床に座って食事をしたり、寛いだりすることが多い一人暮らしには、フワッとしたラグやカーペットを使うことが暖かさや座り心地のよさにつながります。

また、賃貸住宅で気になる足音などによる音の伝わりをやわらげたり、床の傷つきを防ぐ効果もあります。

部屋の中で広い面積を占める敷物は、インテリアのアクセントとしても効果的。上手く使うことで、部屋の印象をガラリと変えることが可能です。

■カーペットやラグを敷くデメリット:掃除・手入れの手間がかかる
一方、敷物を使うことによるデメリットは、掃除の負担が重くなることにあります。敷物があると、そこにからまったゴミやほこりを取り除くため、掃除機は必需品となり、フローリングよりもよりていねいに掃除をしなければなりません。一人暮らしなら、掃除機は持たずにフローリングワイパーだけでささっと掃除ができる部屋というのもラクなもの。インテリア的にもシンプルですっきりとした印象にまとめやすくなります。

敷物を使うかどうかは、その人のライフスタイル次第ですが、ソファやベッドを持っていない場合、部屋にいる時間が長い場合、床でゴロリと寝転がるのが好きな場合などは、敷物があると快適に過ごすことができるでしょう。

敷物の種類と違いとは?

一人暮らしの部屋にどんなものを敷いたらいいのか、その種類・サイズ・素材について知っておきましょう。

■種類
床に敷くものとしてよく挙げられるのが「カーペット」「ラグ」「マット」の3つです。これらの違いは面積。厳密に数値で決められているものではありませんが、一般的に1畳程度のものを「マット」、1畳以上3畳以下を「ラグ」、3畳以上を「カーペット」と呼んでいます。

最近人気なのが「コルクマット」と呼ばれる、コルク製の正方形のマット。複数組み合わせて、好きな大きさにすることができるので、マットといいながらも、ラグやカーペットとしての使い方が期待できます。遮音性や断熱性も高く、毛足の長いラグやカーペットよりも掃除がしやすいというメリットがあります。

また、寒さ対策には「ホットカーペット」を選ぶのもひとつの手。底冷えする部屋では、足元からの温かさが快適さに大きくつながることがあります。

■サイズ
全面に敷きつめた方が断熱性は高くなりますが、一人暮らしの場合、部屋の一部にラグを使うというケースが多いです

全面に敷きつめた方が断熱性は高くなりますが、一人暮らしの場合、部屋の一部にラグを使うというケースが多いです

敷物の大きさによって、インテリアの印象と防寒性が変わります。床に広く敷けば、敷物の断熱性により床からの底冷えが減ります。ただし、一人暮らしの場合は全面に敷きつめることは多くありません。その理由は、すでに置いている家具を動かして敷くのは難しいことや、部屋のサイズぴったりになる市販品が見つかりにくいということが挙げられます。

一人暮らしの部屋で多いのは、ピース敷きといって、ラグをテレビの前やテーブルの下、ソファの周りなど、必要な場所に使用するというもの。自分が床に直接触れる部分の防寒性が高まり、床とのメリハリができ、インテリアのアクセントにもつながります。

ラグの大きさはさまざまなものがありますが、家具の大きさに合わせた、よくあるサイズと使い方をご紹介します。センターテーブルは60×120cm、二人掛けソファは90×160cmとして、ラグのサイズを選ぶときの目安としました。

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  • 60×140cm … センターテーブルの下のみに敷くサイズ
  • 140×200cm … センターテーブルの下に敷き、さらに自分がその前の床に座れるサイズ
  • 160×230cm … センターテーブル、もしくは二人掛けソファの下に敷けて、自分がその周囲の床に座れるサイズ
  • 200×200cm … センターテーブルと二人掛けソファの下に敷けるサイズ
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家具やラグは商品によってサイズが違いますので、お手持ちのものを必ず計る必要がありますが、おおよそ家具より前後左右に10cm以上の余裕を持つようにすると、床とのメリハリが出ます。

自分がその敷物の上に座って、食事等の作業をする場合はさらに60×60cm程度のスペースがないと、お尻や足がはみ出してしまうので、注意。
円形のマットやラグはソファやベッドの足元など、ちょっとしたクッションがほしい場所にもぴったりです

円形のマットやラグはソファやベッドの足元など、ちょっとしたクッションがほしい場所にもぴったりです

また、ラグやマットは四角形のものだけでなく、円形のものもあり、サイズは100~200cm程度のものまでさまざま。部屋に敷くと、四角のものよりも、やわらかく可愛らしい印象になります。

テーブルやソファの下に敷くという使い方もできますが、自分の座るスペースだけに円形のマットを取り入れるなど、より柔軟な使い方が楽しめます。

■素材
敷物の素材はウール、アクリル、ポリエステル、ポリプロピレン、綿、麻、い草など、様々ありますが、素材から選ぶよりも、機能から選んだ方がわかりやすく失敗も少ないです。

まず、敷物の上で食事をとることがある人は、食べこぼしなどの汚れが心配。洗濯可能なもの(主にポリエステルやポリプロピレン、綿など)がおすすめです。一年中ずっと同じものを敷きっぱなしがいいという人には、冬は暖かく夏は涼しいもの(主にウールや綿)がおすすめ。夏の暑い時期には、麻やい草といった肌にべたつきにくい素材が向くでしょう。

また、床に直接座るという人の寒さ対策には、毛足が長く、やわらかいものがおすすめ。肌触りから暖かさを感じるのと同時に、厚みがある分、階下への足音の軽減にもつながります。

ただし、毛足が長いと、埃が溜まりやすく掃除の手間がかかります。特に毛の先端がカットされたものの方がゴミやほこりが取れにくいので、掃除をラクにしたいという人は、「ループタイプ」という毛先が輪になっているものを選びましょう。

一人暮らしの上手な敷物の選び方

一人暮らしによくあるシーン別におすすめの敷物をご提案します。

■ソファがある
「ソファがあるから、床でくつろぐことはない」という人は、敷物は敷かないという選択もあり。ただし、ソファに座っていても底冷えが気になるという場合は、ソファ周りだけに敷く小ぶりのラグを選ぶといいでしょう。赤やオレンジなど、暖色系のものを使うと、見た目からも暖かさが増します。

■お客さんが多い
一人暮らしの部屋にお客さんを呼ぶと、椅子ではなく床に座る形が多いはず。そこに敷物があると、お客さんも自由にくつろげます。たくさんの人が集まるなら、カーペットや大きめのラグを。飲食をするなら、洗濯可能な平織り(毛足のないもの)のものがおすすめです。

■床に寝そべりたい
人目を気にせず、部屋の中でゴロゴロと過ごせるのは一人暮らしの醍醐味。そんなときには自分の身長よりは広さのある、ふわふわの毛足の長い敷物がおすすめです。最近人気なのがマイクロファイバーを使ったラグ。とにかくやわらかく肌触りがよいので、寝転がって過ごすには最適です。

■とにかく寒がり!
寒がりさんは、できるだけ床全体をおおうカーペットがおすすめ。部屋にぴったりサイズのものを購入するのは難しいですが、自分で好きな形にカットできるカーペットや、正方形のマットを組み合わせて好きな大きさにできる「ジョイントラグ」や「タイルカーペット」と呼ばれるものがあります。厚みがあり、毛足が長いものの方が断熱性があります。

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