毎日のスキンケアも、間違えばシワ・たるみの引き金に
自覚していないケアの間違いとは?
即効性がないゆえに間違えやすいセルフケア
シワやたるみのケアは、残念ながら即効性を求めにくいということは皆さんも知っての通り。もちろん一時的な乾燥からくるシワや、むくみが原因のたるみであれば、保湿や蒸しタオルなどの応急処置で解決することはできます。ですが、じわじわと進行する表情ジワ、年齢による加齢ジワ、クセによって現れたシワやたるみに対しては、すぐに「消す」という選択肢は難しくなります。むしろこれ以上目立たせない、これ以上増やさないということが大きなポイントになります。
【NGケア1】洗顔やスキンケアの落とし穴
肌の摩擦が少ないように洗って
シワやたるみ対策も、日々のスキンケアをしっかり行うことが一番大事になります。その中でも、汚れを落とすクレンジングは必須。しかし、ここで気をつけるべきポイントは、指先に力を入れないということ。肌をこすってしまえば、それは刺激となってシワやたるみに結びついてしまいます。化粧水や乳液をつける時もそうですが、スキンケアはとにかく優しく、力を入れずに行いましょう。
【NGケア2】シワやたるみ予防マッサージの落とし穴
スキンケアと同様、マッサージも力の入れすぎは厳禁です。例えば「指先を滑らせるようにして……」という説明を受けると、多くの人は無意識に皮膚を引っ張ってしまっています。もし少しでも表情が変わるようなら、それは力の入れすぎです。マッサージを行う時は、必ず顔全体がわかる十分な大きさの鏡の前で行いましょう。表情を変えてしまうような力を加えていないか、指先を動かすことで自分で新たなシワをつくっていないか等をチェックして、慎重に進めていきましょう。
■クリームなら何でもいいと思っている勘違い
マッサージを行う時につけるクリームにも、ポイントがあります。今はクリームもどんどん進化して、肌なじみの良いものや浸透が早いものも多くあります。なので、すぐに肌になじんでしまうクリームでは肌を摩擦してしまうことになるので、マッサージ用のクリームをつけるのが良いでしょう。
■クレンジングで代用するのはNG
いっそクレンジングをしながらマッサージすればいいんじゃない?と思いがちですが、これもオススメはできません。クレンジングは汚れを浮き上がらせるのが主目的。汚れを浮き上がらせた後、いつまでも肌にのせておくものではないからです。
マッサージやリフトアップ目的などのスペシャルケア用アイテムには必ずそれぞれの使い方や使うタイミングの指示があるので、手順や説明をよく読んで、肌に負担をかけないように使うのがオススメです。
何気ないクセも、シワ・たるみの引き金に
日頃何気なくやっているしぐさやクセも、シワやたるみの引き金になっていることがあります。これは無意識でやっていることなので、普段から意識をしてやめなければなりません。家族や友人にクセを指摘してもらえるように頼むのも手かもしれませんね。■スマホだるみ
うつむいた体制はたるみの原因に
■笑いグセからくるシワ
いっぱい笑うことは良いことですし、笑いジワは幸せの証拠だと思います。ですが、笑い方のクセでほうれいせんが深くなってしまうことがあります。一度、自分の笑い顔を鏡でチェックしてみましょう。笑う時に唇が横だけに動き、上唇が動かない人は要注意。笑った時に頬骨が持ち上がるように笑うように気をつけましょう。
■ほおづえはシワもたるみも導く
ほおづえはシワや歪みを引き起こす
ボーッとしている時、ついほおづえをついていませんか? ほおづえをつくとや目元に不自然シワができてしまいます。それを長時間続けているとシワになるだけでなく、ゆるんだ筋肉がたるみにつながってしまいます。それどころか、ほおづえによって体のバランスも歪んでしまいますので、普段からやらないように心がけましょう。
シワやたるみは年齢を重ねればあって当然のものですが、余計なシワは作りたくないですよね。自分では気がつかなかったシワやたるみにつながるしぐさやクセを知って、美しくなれる習慣に改善していきましょう。