今回はこんな質問が届きました
「ファンデーションの色味を間違えて、白すぎました。白すぎたファンデーションを活用する方法はありませんか?」
Q.ファンデーションの色を間違えて買ってしまって、人にあげるわけにもいかず、そのまま捨てる気にもなれず……ムダにならない使い方があったら教えて下さい!(30代・パート・アルバイト)
A. ファンデーションの色を間違えても大丈夫! 塗り方を変えれば問題なく使えます
眉山から内側が「正面顔」、外側が「横顔」と心得て
ただ、それでも色が違うファンデーションはイヤなのよね~という場合は、おまかせ下さい。解決法としては、塗り方、分量を変えること。薄―く伸ばして塗ってベース代わりに使えばよいのです。ファンデーションとしてではなく、下地としてベールのように薄く塗ってしまえば、色はあまり目立たなくなりますから。そして、気になるところだけコンシーラーでポイント的にカバーすれば違和感なくなじみます。
ファンデーションが自分の肌の色より白すぎた場合
そして、もし、間違えた色が自分の肌色より明るかったら、ラッキーです! 明るい色は、ハイライトとして顔の中央に使えばいいのです。これは私が“肌のキレイの見せどころ”と私が呼んでいる、目の下の頬の高いところ、「鼻の脇の三角ゾーン」の部分を明るくします。ここが明るくても、フェースラインに向かってなじんでいれば、他が明るくなければナチュラルに見えますし、むしろ、立体感が出て肌のキレイさが際立つんですよ。また、明るめの色は『正面顔』に使えばとても自然で立体的になります。正面顔とは、左右の眉山の高い位置から内側のゾーンのこと。ここに、明るめのファンデーションをそのまま使って下さい。前に出っ張って見えたい部分なので、白く明るい方がむしろキレイに見えますから。
ファンデーションが自分の肌の色より暗かった場合
反対に、暗すぎるファンデーションを間違って買ったとき、これもまたラッキーです!フェイスシャドウとして使えます。こちらは先ほどとは逆に、眉山の外側のゾーンに使います。これでまた立体感が出て、眉山の外側が後ろに引っ込んで見え、顔立ちがスッキリ見え小顔効果に役立ちます。色が違うファンデーションにはブラシがおすすめ
ちなみに、色が違うファンデーションを使うときは、ブラシを使うといいですね。特に濃い色はブラシ使いがおススメ。リキッドでもパウダーでもスポンジより薄づきで、ふわっとつけることができます。ブラシに取ってササっとフェイスシャドウ感覚で使いましょう。ということで、案外、ファンデーションの色を間違えてもムダにすることなくちゃんと使えます!ただし、何も考えずに塗ってもキレイになれるのは、やっぱり自分の肌色にピッタリのファンデーション。ノーストレス、ノーテクニックでただ塗るだけで、肌がキレイに見えちゃうわけですから、色選びはやっぱり大事ですね。
山本さんのおすすめアイテム
わずかにカーブしたブラシが顔の輪郭に沿ってなじみ、立体感を演出
平筆で微妙にカーブしたラインが顔の凸凹に合わせ、立体感をクリエイト。パウダリー、リキッド、どちらにも使えるので少しお高めだが、投資する価値のある1本。デュオ ファイバー カーブド スカルプティング ブラシ♯164/5800円(税抜)/M・A・C
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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