ジャパンチーズアワード2016開催!

チーズプロフェッショナル協会(以下C.P.A)主催で2年に1度開催されるチーズの一大イベント「日本の銘チーズ百選」。日本全国の工房で丁寧に作られたアルチザンチーズを100種類以上も試食できるとあって、毎回会場は大変な賑わい。さらに、その中で開催される国内チーズのコンクールが「JAPAN CHEESE AWARD」。今年のアワードでは、日本中から65工房182種類のチーズが集まり、その味と品質を競い合いました。

今回は「銘チーズ百選」の様子と「ジャパンチーズアワード」の結果をご紹介いたします。


 日本の銘チーズ百選

北は北海道から南は九州まで、今年、日本各地から集まったのは、41工房の137種類ものチーズ。そのほぼ全てを試食できるため、集まったチーズ好きたちの熱気で会場はむんむん!実際にチーズを作っている生産者さんもいらっしゃっているため、来場した方はチャンスとばかりに質問したり会話を楽しんでいたりしていました。
会場は訪れたたくさんの方で大賑わい。手前の生産者さんは、前回のチーズアワードで金賞及び外国人審査員賞を受賞した“三良坂フロマージュ”さん。

会場は訪れたたくさんの方で大賑わい。手前の生産者さんは、前回のチーズアワードで金賞及び外国人審査員賞を受賞した“三良坂フロマージュ”さん。

「日本の銘チーズ百選」のチーズたちその1。こちらは、チーズ工房那須の森さんの“那須ブラウン”と“森のチーズ”

「日本の銘チーズ百選」のチーズたちその1。こちらは、チーズ工房那須の森さんの“那須ブラウン”と“森のチーズ”

「日本の銘チーズ百選」のチーズたちその2。こちらは、古株牧場さんの“つやこフロマージュ”と“フロマージュ・ド・シェーヴル”

「日本の銘チーズ百選」のチーズたちその2。こちらは、古株牧場さんの“つやこフロマージュ”と“フロマージュ・ド・シェーヴル”


会場を回りつつ、気になるチーズを片っ端から試食していると、それぞれのチーズの味の違いに驚かされ、また、“お、これは美味しい!”と自分なりに思えるチーズがいくつも現れます。でも、とにかくチーズの種類が多いので、ちょっとずつでも試食を続けているとお腹いっぱい!さらにワインやビール、パン等の試飲・試食もあるので、皆さま、すっかり上機嫌です。
国産ワインもいろいろ!もちろん試飲できます

国産ワインもいろいろ!もちろん試飲できます

COEDOビールさんの出展もありました。もちろん、試飲できます

COEDOビールさんの出展もありました。もちろん、試飲できます


そしてイベントの途中には、ギルド・デ・アンテルナショナル・デ・フロマジェ/コンフレリー・ド・サントギュゾン協会による、チーズ業界に貢献した方のギルド叙任式も執り行われました。ちなみに協会名が非常に長いですが、日本語に訳すと「世界中のチーズに携わる人、そしてチーズを伝える人が手と手を取り合って、チーズ愛を広め業界を盛り上げましょう!協会」です(友人、小和田百合香さんの愛ある訳をお借りしました)。
ギルド叙任の様子

ギルド叙任式の様子。皆さん、楽しそう!


日本の銘チーズ百選は、終始、このように和やかで楽しい雰囲気。これだけ食べて飲んで楽しめれば、入場料もかなりお得に感じます。そしてこの裏では、チーズアワード審査員たちによる喧々諤々な審査が行われていました。


ジャパンチーズアワードとは

ジャパンチーズアワードとは、「国産ナチュラルチーズの品質安定・向上へのアドバイスを前提として、チーズプロフェッショナル協会独自の評価法を用いてより良い製品づくりの指標となるべく開催するもの」とされており、今回は、チーズの製法やタイプを基本に19のカテゴリーに分け、「外観」・「組織」・「風味」などをそれぞれの基準で評価。

その審査は、トレーニングを積んだ審査員、チーズ生産者、専門家がカテゴリー別グループに分かれて厳正に行った信頼できるもの。審査後は、評価に対するコメントを生産者に送ることで今後のチーズ作りに役立ててもらい、日本のナチュラルチーズの新たな進化への契機となることを願って開催されています。

なお、審査を経て認められたチーズたちは、それぞれ金賞・銀賞・銅賞、そして外国人審査員賞とグランプリに選ばれます。


チーズアワード2016 グランプリ&外国人審査員賞!

金賞を受賞した中から、最高賞の「グランプリ」と2名の外国人審査員によって選ばれる「外国人審査員賞」が発表されます。

【グランプリ】

森のカムイ(ハッピネスデーリィ:北海道)
最優秀賞のグランプリは、ハッピネスデーリィさんの「森のカムイ」!

最優秀賞のグランプリは、ハッピネスデーリィさんの「森のカムイ」!

グランプリを受賞した、ハッピネスデーリィの嶋木社長。

グランプリを受賞した、ハッピネスデーリィの嶋木社長


【外国人審査員賞】
リコッタ(ダイワファーム:宮崎県)
外国人審査員賞、ダイワファームさんの「リコッタ」

外国人審査員賞、ダイワファームさんの「リコッタ」


まきばの太陽(
高秀牧場 ミルク工房:千葉県)
外国人審査員賞は、高秀牧場ミルク工房さんの「まきばの太陽」!

外国人審査員賞は、高秀牧場ミルク工房さんの「まきばの太陽」!

 

 

金賞受賞チーズは15種類

今回の審査で選ばれた金賞は、わずか15種類。パスタフィラータタイプや白かびタイプ等では、金賞が該当無しとなるなど、かなり厳格な審査だっだ様に思います。それだけに、受賞したチーズはどれも“もっと食べたい!”と思わせる美味揃いです。

なお、金賞を受賞したチーズは、来年2017年にフランスで開催されるチーズの国際コンクール「Mondial du Fromage」への出品支援ををC.P.A.から受ける事が出来ます。

【フレッシュ・プレーン部門】
フロマージュ・フレ(ファームQ:熊本県)
フレッシュ・プレーン部門の金賞・部門賞、ファームQさんの「フロマージュ・フレ」

フレッシュ・プレーン部門の金賞・部門賞、ファームQさんの「フロマージュ・フレ」


【リコッタ・プレーン部門】
リコッタ(SHIBUYA CHEESE STAND:東京)
リコッタ(ダイワファーム:宮崎県)
リコッタフレスカ(IL RICOTTARO:岡山県)
リコッタ・プレーン部門の金賞、IL RICOTTAROさんのリコッタフレスカ

リコッタ・プレーン部門の金賞、IL RICOTTAROさんのリコッタフレスカ


【酸凝固(山羊乳以外)部門】
ココン(アトリエ・ド・フロマージュ:長野県)
酸凝固(山羊乳以外)部門、部門賞&金賞は、アトリエ・ド・フロマージュさんの「ココン」

酸凝固(山羊乳以外)部門、部門賞&金賞は、アトリエ・ド・フロマージュさんの「ココン」


【青かび部門】
ブルーチーズ 二世古 空(ニセコチーズ工房:北海道)
金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、ニセコチーズ工房の「ブルーチーズundefined二世古undefined空」

金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、ニセコチーズ工房の「ブルーチーズ 二世古 空」


ブルーチーズ(アトリエ・ド・フロマージュ:長野県)
前回に続き今回も金賞を受賞した、アトリエ・ド・フロマージュの「ブルーチーズ」

前回に続き今回も金賞を受賞した、アトリエ・ド・フロマージュの「ブルーチーズ」


ジャパン・ブルー(富田ファーム:北海道)
青かび部門 金賞、富田ファームさんの“ジャパン・ブルー”

青かび部門 金賞、富田ファームさんの“ジャパン・ブルー”


【非加熱圧搾 熟成4か月未満部門】
山羊のハイジ(三良坂フロマージュ:広島県)
金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、三良坂フロマージュさんの“山羊のハイジ”

金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、三良坂フロマージュさんの“山羊のハイジ”

まきばの太陽(高秀牧場 ミルク工房:千葉県)

【非加熱圧搾 熟成4か月以上部門】
オールドゴーダ(木次乳業:島根県)
金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、木次乳業さんの「オールドゴーダ」

金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、木次乳業さんの「オールドゴーダ」


【非加熱圧搾 アディティブ部門】
コハク・クミン(糸島ナチュラルチーズ製造所 TAK:福岡県)
金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、糸島ナチュラルチーズ製造所TAKさんの“コハク・クミン”

金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、糸島ナチュラルチーズ製造所TAKさんの“コハク・クミン”


【ラクレットタイプ部門】
タカラのトケル(チーズ工房タカラ:北海道)
金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、チーズ工房タカラの「タカラのトケル」

金賞、そして最優秀部門賞を受賞した、チーズ工房タカラさんの「タカラのトケル」


【加熱圧搾 熟成6か月未満部門】

幸(幸せチーズ工房:北海道)
金賞を受賞した、幸せチーズ工房さんの「幸」

金賞を受賞した、幸せチーズ工房さんの「幸」


【加熱圧搾 熟成6か月以上部門】

森のカムイ(ハッピネスデーリィ:北海道)

以上が金賞を受賞したチーズでした。続いて、銀賞と銅賞を受賞したチーズをご紹介しましょう。