注目の天然由来美容オイル【動物性オイル編】

動物性オイルも古くから使われ

動物性オイルも古くから親しまれてきた

植物性オイルにやや押され気味ですが、動物性オイルも古くから使われてきた歴史があり、根強い人気があります。


馬油

昔から人気の馬油

昔から人気の馬油

馬の皮下脂肪を原料とするオイル。昔から日本でも、火傷やひび割れの民間薬として用いられてきました。一般的に動物性オイルは飽和脂肪酸を多く含むのに対し、馬油は不飽和脂肪酸が多いのが特徴です。脂肪酸の構成バランスが人間の皮脂に近いため、肌になじみやすいといわれています。通常は固形ですが融点が低く夏場などは液状になるので、長期間保存する時は冷蔵庫などでの保管がおすすめ。


スクワランオイル

サメの肝油に多く含まれるスクワレンを化粧品用に精製したオイル。スクワレンは人間の体内でも作られており、乾燥や外的刺激から肌を保護する皮脂膜にも含まれる成分です。そのため、肌との親和性が高いといわれています。体内のスクワレンは25歳あたりから失われていくので、不足を補う目的でエイジングケア化粧品にも多く配合されています。

※最近では、オリーブやベニバナなどから抽出した植物性スクワランも増えています。


エミューオイル

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ダチョウに似た大型の走鳥類(飛べない鳥)、エミュー


最近、注目を集めているのがエミューオイル。オーストラリア原産の鳥、エミューから採取されるオイルです。オーストラリアの先住民、アボリジニが昔から傷や火傷の手当に用いてきたそう。脂肪酸の構成バランスが人間の皮脂に極めて近い上に、オメガ3・6・9の構成バランスも理想的なので、不足しがちな成分を無理なく自然に補えると考えられています。


最終的な美容オイル選びの決め手は?

一気にオイルをご紹介してきましたが、気になるものはありましたか? 成分などを見て自分の肌質や目的に合いそうだと思ったら、実際に手にとってテクスチャーの好みや肌との相性を確かめてみましょう。こうしたプロセスを繰り返すことによって、自分の肌に合う成分や足りない成分が何かが分かるようになります。量を加減してみて、自分にとっての適量を見極めることも大切ですね。

また、オイルの場合は精製度合いによっても、使用感や効果が異なります。オイルは通常、精製を重ねると不純物が取り除かれてさらっと馴染みやすくなりますが、同時に栄養分も減ってしまいます。それならば「できるだけ栄養価が高いものを!」と欲張りたいところですが、ベタつきが気になって不快に感じるようであれば、元も子もありません。毎日快適に使える“心地良さ”と“肌への効果”の折り合いをうまくつけて、自分に合うベストオイルを探ってみて下さいね。



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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。