乳児育児/赤ちゃんの心と体を育てる遊び

ベビースイミングはいつから始める? その効果とデメリット

ベビースイミングはいつから始めるのがいいのか、その効果やデメリット等について解説します。ベビースイミングは,親子一緒にプールに入ることでスキンシップが深まり、親子の信頼感も高まる人気の習い事です。始めるのに適した時期や準備物を含めてご紹介します。

田宮 由美

執筆者:田宮 由美

子育てガイド

ベビースイミングはいつから始める? その効果とは

ベビースイミングはいつから始める?

お互いに向き合って、言葉をかけながら行われるベビースイミングは、信頼関係が深まり、赤ちゃんの気持ちを安定させ、親子の愛情がより深まるでしょう

親子一緒にプールに入るベビースイミングは、親子の信頼感も深まり、赤ちゃんの頃の習い事でも人気があります。ベビースイミングを始めるのに適した時期、準備物を含めたメリットデメリットをお伝えします。
   

ベビースイミングの効果・メリット

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ベビースイミングの後は、お昼寝もぐっすりでき、また授乳や食事も進むでしょう。それにより、メリハリがつき、生活のリズムが整いやすくなるでしょう

■1、水への恐怖心がなくなる
もともと赤ちゃんはママのお腹の羊水の中にいたので、水中を怖がることは無いとも言われています。しかし実際は、成長とともにさまざまな理解が出来るようになるにつれて、水への恐怖心も出てきます。

幼稚園や小学校でプールに入る時、水を怖がり、その時間を嫌がる子がいますが、赤ちゃんの頃から水に慣れ親しんでいるとその心配がほぼなくなるでしょう。

■2、スキンシップにより親子の愛情が深まる 
ベビースイミングは親子一緒に行います。ママとプールに入ることで、肌と肌が触れあい、スキンシップの時間が増えます。お互い向き合って、言葉をかけながら行われるベビースイミングは、信頼関係が深まり、赤ちゃんの気持ちを安定させ、親子の愛情がより深まるでしょう。

■3、健康増進と脳の発達にも効果が期待できる
水中で全身を動かすことにより、心肺が丈夫なったり、血流がよくなり新陳代謝が高まり、丈夫な体を作ることに繋がります。また水中では、普段とは違う五感への刺激も行われ、脳をまんべんなく刺激し、発達させる事も期待できるでしょう。

■4、生活のリズムが整いやすくなる
小さな赤ちゃんにとっては、水中で身体を動かすことは、大人が思っているより体力を使うものです。その為、お昼寝もぐっすりでき、また授乳や食事も進むでしょう。それにより、メリハリがつき、生活のリズムが整いやすくなるでしょう。

■5、赤ちゃんやママの友達ができる
同じくらいの月齢の赤ちゃんとそのママが通っていますので、お友達ができやすいです。一緒にプールに入ることで、共通の話題ができ、また育児の不安を相談しあったり、情報を交換しやすくなるでしょう。親子でお友達になるといいですね。
 

ベビースイミングの注意点・デメリット

■1、感染症にかかる可能性が高まる
例えば結膜炎や咽頭結膜炎(プール熱)などは、プールに入ることにより、感染する可能性が高まる事があります。またロッカーや脱衣所などでもウイルスや細菌に感染するケースもあります。赤ちゃんの様子をよく観察し、体調が優れないような時は、無理せずお休みしましょう。

■2、水中毒になる恐れがある
赤ちゃんは触れるものや、自分の手を口にしますので、プールの水を舐めたり、飲み込んだりする恐れがあります。特に潜水中に口をうまく閉じられず、過剰に飲み込むと水中毒を起こし、嘔吐や発熱、時には意識障害を引き起こすこともあります。充分技術を身に付けてから、潜水は行うようにしましょう。
 

ベビースイミングはいつから始める?適した月齢と時期

始める時期は6ヶ月からOKな施設が多い

始める時期は6ヶ月からOKな施設が多い

小さな赤ちゃんとママが楽しそうにプールに入っているベビースイミングですが、具体的にいつごろの月齢になったら、通えるのでしょうか? 各スイミングスクールや施設によって異なりますが、一般的には生後6ヵ月くらいからの所が多いようです。

少しの間1人でお座りができるようになってからの時期の方が、ママがプールに入ったり上がる際や着替えの間など、座って待っていられるので安心です。

中には生後4ヵ月頃から受け入れている所もありますが、必ず首がしっかり座ってからにしましょう。
 

ベビースイミングを始める時に必要な物

まずは、赤ちゃんとママの水着が必要です。赤ちゃんの水着は全身を覆うようなワンピースタイプのものがオススメです。水中で動いている間に脱げてしまう事や、体温が下がるのを防げるので、男女を問わずよいでしょう。また、寒い時期には半袖や長袖のラッシュガードも保温効果が高いでしょう。

またこの時期の赤ちゃんはオムツが必要です。水遊び用おむつやスイミング用のスイムパンツも準備しておきましょう。水を吸っても膨張せず、水中でおしっこやウンチをしても漏れ出ないようになっています。最近ではスイムパンツと水着が一体になったものも販売されています。

 

べビースイミングを育児にうまく取り入れ楽しみましょう

ベビースイミングを習い始める時は、一度体験レッスンに行く事をオススメします。インストラクターや一緒にプールへ入るお友達の雰囲気などを見たり、できれば、赤ちゃんの生活リズムを把握し、通う時間帯を決めるとよいでしょう。

親子でスキンシップを深め、ママのリフレッシュや産後のダイエットにも役立つベビースイミングを育児にうまく取り入れ、楽しみましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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