パリの老舗・熟成肉専門店「ル・セヴェロ」が西麻布に登場!
フランス・パリで、熟成肉の美味しさに惚れ込んだ人々が足繁く通う熟成肉専門ビストロ「Le Severo(ル・セヴェロ)」が、満を持して海外初出店! その記念すべき第1号店が2016年4月18日、東京・西麻布にオープンしました。パリ本店のシンボルカラーと同じレッドカラーの外観は、街中でパッと目を引く鮮やかさです。
この西麻布店ではエグゼクティブシェフの柳瀬充さんが、パリ本店オーナー、ウィリアム ベルネ氏の熟成肉への情熱に感銘を受け、長年かけて培った熟成技術で腕をふるっています。
メインダイニングの2階は落ち着いた木目のインテリア。肩肘張らずに本格的な熟成肉と、ソムリエが厳選したワインをゆっくりと堪能できるビストロです。
パリと同じ味を体験できるランチプレートはコスパ最高!
サラダとポテト、ドリンクが付いたランチプレート(¥2,500)は、メインを4種類から選べます。選べるメイン4種類のうちの1つ、「仔牛フィレ肉のロティ」。とにかく肉本来の旨味が凝縮されています。
赤身なのに適度に脂身がありますが、その脂身が甘さとまろやかさをプラス。表面はパリッと、中はジューシー。とても柔らかで、火入れの素晴らしさが際立たっていました。
こちらもメイン4種類のうちの1つ「ステーク アッシュ」は、粗挽きにした熟成肉を丸め、表面はカリっと中はレアに焼き上げたもの。
味付けは、塩コショウのみだそうですが、お肉のまろやかな甘みがしっかり感じられます。リピーターが多いというのも納得です。
どちらの料理にも添えてあるポムフリット(フライドポテト)は「北海こがね」という北海道のじゃがいも品種を2年寝かして使用しているので、甘みが強く、お肉との相性も抜群です。
先日、パリの本店に伺って、「アキテーヌ産サーロイン」を頂きましたが、本店ではフランスの「モナリザ」という品種のポテトを添えていました。
この「モナリザ」が独特な甘みと食感で繊細な味なのですが、この西麻布店で出している「北海こがね」産のポムフリットは見事に同じ味でした!
お肉に添えられているポテトは決して“引き立て役”ではなく、“第2の主役”。柳瀬シェフは、そんなこだわりのもと、パリと同じ味を東京で出すために、北海道でこのポテトを探し当てたそう。パリ本店の味を日本で再現するために、どれほど素材選びにこだわったかが分かり、改めて感動しました。
ランチタイムも、ディナーと同じアラカルトのメニューが頂けるので、デザートを追加オーダーするのがオススメです。
「徳島県黄金の村から届いた”木頭ゆず”のチーズケーキ」は、徳島県産ユズの香りを纏い、見事な日仏融合。
「スフレ オー ショコラ」はパリ本店にはなく、西麻布店限定メニューのチョコレートスフレ。
シンプルで正統派のスフレは、ちょうど以前、この西麻布店の真向かいにあった名店「ル スフレ」を彷彿させる味。フワフワのスフレは口に入れた途端に消えてなくなり、後からゆっくりとチョコレートの苦みが追いかけてきます。
お肉だけでなく、ポムフリットやデザートも本場の味そのもの。西麻布でパリを味わえる名店の誕生です。
<DATA>
Le Severo[ ル・セヴェロ ]
東京都港区西麻布4-2-15 水野ビル1・2階
LUNCH 12:00~15:00(L.O. 14:00)
DINNER 18:00~23:30(L.O. 22:00)
休:日・祝
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