ママのストレスを減らすには、どうすればいい?

良いところに注目する事で、育てにくさが個性や愛おしさに変わるでしょう
何故、育てにくいと感じるのでしょうか?例えば、「直ぐにお腹を空かして、ミルクを欲しがりいつも泣いている」事が原因であれば、授乳時に充分飲ませるようにしてみましょう。
■2 その対処法でも改善されない場合は「資質」だと考える
ですが、そもそも1回の授乳で充分な量を飲まないので、ママは悩んでいるのだと思います。「泣いても授乳せず、決まった時間を空けて次の授乳をして下さい」とアドバイス通りしても、飲まない赤ちゃんはあまり飲まないです。
幼児ならば、昼間の屋外での運動や、おやつを見直したりと策はあるのですが、乳児ではやりようがないですね。それは、先にも述べましたが、生まれ持ってきたものだと思ってください。
■3 親が自分自身の気持ちと向き合ってみる
ここで、「この子は、こういう子なんだ」と我が子の全てを受け入れる気持ちを先ずは持つ事が大切です。
幼い命を一生懸命生きようとしている赤ちゃん、育てにくい子ほど、ママを必要としているのです。それを「育てにくくて大変」と思うか「ママの事を大好きで生まれてきたのね」と思うかで、随分ママのストレスも違ってくるでしょう。
■4 そのうえで、原因以外の具体的解決策を試みる
ママの赤ちゃんへの気持ちが変われば、次に以下を試してみましょう。
・夫の育児に関わる時間を増やしてもらう。
・よく似たタイプの赤ちゃんが居るママとお友達になって情報を共有しあう。
お互い気持ちを共有しあったり、自分の状況を理解してもらえば更に気持ちは楽になります。
「育てにくい赤ちゃん」の強みに注目する
「育てにくい」子は環境に人一倍敏感な子が多いです。感受性が強かったり、感性が豊かだったりするので、小さな事に感動したり、目に見えないものを感じ取る力に優れている事もあります。また自分の思いを貫こうとする一面も持ち合わせていますので、周囲に流されず、自分の望む道を歩むとき、強みとなるでしょう。
我が子の育てにくさを親が、良いところ、強みとして捉えることで、それらが個性となり、成長と共になされる学習も、自ずからそれらを伸ばす関わりが増えていく事でしょう。
赤ちゃんはきっとママにいっぱい関わって欲しくて、誕生してきたのです。「ママが大好きなのね」と思う気持ちと「素晴らしい個性を持っている」と認識する事で、育てにくさが愛おしさになるでしょう。