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結婚費用の分担で、ふたりの家計管理が決まる!?(2ページ目)

結婚式の準備期間は、いろいろ夢が膨らみ、ふたりにとって一番楽しい時期ですが、「お金」という現実にも目を向ける必要があります。花ヨメ花ムコ、最大のお金の悩み、結婚費用。結婚費用の分担を上手にできれば、結婚生活での家計管理もきっと上手くいきます。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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結婚費用の分担、ふたりで納得できる方法は?

■ガイド平野家では、どうだった?
結婚式の準備は、結婚後の家計のトレーニングに最適!?

結婚式の準備は、結婚後の家計のトレーニングに最適!?

もう10数年前のことですが、ガイド平野家では、どのように結婚資金の費用の準備をしたか、少し紹介させていただきます。大まかな流れは、以下の通りでした。

(1)結婚資金費用の総額を大まかに見積もる
結婚情報誌やブライダルフェアに参加しながら、どんな結婚式、披露宴にしようか、イメージを固めます。その上で、費用の総額を大まかに見積もりました。レストランウェディングの形式でしたが、ブライダル担当の方からのアドバイスをもらいながら進めました。

(2)入ってくるお金を見積もる
ここは皮算用になってしまいますが、披露宴の招待客数から、ご祝儀の総額を見積もりました。

(3)負担割合を決める
結婚費用とご祝儀の見積もりから自己負担の目安を確認した上で、負担方法を決めました。どういう経緯で決まったか、正確に記憶に残っていないのですが、新郎6:新婦4の割合で負担したと記録に残っています。恐らく、その当時の結婚情報誌を読んで、一般的な分担方法ということで採用したのだと思います。大まかな収支計画を立てた時点で、お互いの負担割合を決めていたと思います。

(4)共通口座で管理する
結婚費用の管理用に、ふたりの共通口座を作って、予約金など、事前に支払う必要のあるお金の分だけ、共通口座に入金しておき、そこから支払いに充当しました。支出や金額が確定した時点で、計算ソフトに入力し、結婚費用の管理をしました。結婚式が終わった後の支払いで、かかった総額から、援助資金とご祝儀を差し引いて、事前に決めた負担割合で清算しました。

ガイド平野家では、結婚前から、ふたりの共通口座を作って、デート費用などをそこから支出をしていたのですが、結婚費用と分けて管理するために、結婚費用のための共通口座を作りました。結婚前から共通口座を持つと、ふたりでお金を管理するという気持ちになりますし、結婚後の家計管理をする際の共通口座として代用できるので、特にお勧めします。

■経済的に自立した家計をふたりで築くために
どのような分担方法が良いかは、一概には言えませんが、理想の結婚式のイメージをふたりで共有した上で、大まかな予算、入ってくるお金と負担する割合を事前に決めておくと、わだかまりなく物事を進められると思います。両親からの援助があると、いろいろ口を出されることもあるかもしれませんが、どんな結婚式を挙げるか、予算も含めてきちんと説明できれば、「ふたりでしっかり準備しているんだ」と安心して見守ってくれるようになると思います。親からいろいろ言われるのは、もしかしたら、ふたりの進め方がなんだか危なっかしくて、思わず口にださずにはいられないという親心なのかもしれません。口をだされてイヤだなと思う前に、ふたりの行動を今一度、振り返ってみると良いかもしれません。

親からの援助に対しては、しっかり感謝しつつ、結婚式の準備やお金の面では、ふたりで決めるという姿勢を見せることは、ふたりが、これからの新婚生活を経済的に自立してやっていくという決意をご両親に示すことにもなります。

結婚資金の分担と生活費の分担方法の類似点

■結婚資金の分担と生活費の分担の共通点
結婚費用の分担は、新婚生活後の家計の分担によく似ていると思います。結婚費用は、大まかに費用を見積もって(予算を決める)、収入や貯金などを考慮しながら負担方法を決めます。新婚生活における家計の分担も、大まかな生活を見積もって、お互いの収入等に応じて、負担する方法を決めます。家計の負担方法も負担割合を決める方法、費目別に負担する方法、どちらか一方の収入でまかなう方法など、結婚費用の分担方法と類似しています。

■結婚費用の分担決めは、収入や貯金を開示するのに最も適した時期
生活費の分担など家計管理の方法を決める上で、お互いの収入や貯金を公開することは大切です。けれども、実際に、それを曖昧にしたまま、家計管理をしている(本当は、家計管理とは言えませんが……)夫婦が意外と多いです。そんな夫婦からは、お互いに公開するタイミングが難しいという話をよく聞きます。そう考えると、結婚費用の分担方法を決める時こそ、最も適した時期と言えるかもしれません。

■結婚式までの準備期間は、結婚生活の家計の準備期間
結婚費用の分担や結婚式の準備をふたりで、しっかりと話し合い、お互いが納得して協力して進めることができれば、結婚後の家計管理もふたりで上手に協力してやっていけると思います。結婚式までの準備期間の約半年間は、これから数十年に及び結婚生活のお金のトレーニング期間ということができるかもしれません。ふたりが育ってきた環境は違うので、お金や物事に対する価値観が異なるのは当たり前のことです。結婚式までの準備期間は、お互いに気遣いがあって、特にお金のことに関しては遠慮がちになってしまうかもしれません。けれども、最初こそ遠慮しないでお互いに腹を割って話せる関係を築くことが、ふたりのこれからの人生にとって何よりも大切なことだと思います。

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