今回は、結婚を予定しているカップルのために、「結婚準備で2人の将来が決まる!」という、ドッキリしそうなお話を紹介します。

<目次>
 
一生に一度の晴れ舞台!? 結婚費用っていくらかかるの?

一生に一度の晴れ舞台!? 結婚費用っていくらかかるの?

 

結婚費用は、上昇傾向! 結婚費用にかかるお金はいくら?

「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用の総額は、全国平均で466.6万円にも上るとのこと。結婚費用の内訳を見ると、「婚約費用」84.7万円(*1)、「挙式・披露宴費用」357.5万円、「新婚旅行(お土産代を含む)」71.7万円(*2)となっています。新婚旅行代を除いたとしても、約400万円かかるのですね。
((*1)(*2)同調査「結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用」データを元に、ガイド平野が計算)

首都圏版のデータではありますが、「挙式、披露宴費用総額」の推移を見ると、5年前(2013年)の351万円から2018年の372.4万円まで20万円以上上昇していました。項目別の平均費用で、5年間で2018年が最も高額となった項目は、「婚約指輪」41.9万円、「新婦の衣装」48.4万円、「新郎の衣装」16.8万円、「ブライダルエステ」9.8万円、「ビデオ撮影(事業者に支払った費用)」20.0万円でした。
 
ゼクシィ「結婚トレンド調査2018」を元にガイド平野が図表作成

「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」を元にガイド平野が図表作成


挙式・披露宴を行わない「ナシ婚」や「ジミ婚」が流行った時期もありましたが、最近は、自分達らしさを表現する「こだわり婚」が増えているようです。例えば、結婚式の衣装は、新婦が主役のイメージでしたが、最近は、新郎の衣装にもこだわる傾向が見られます。また、「挙式の前に和装で写真を撮ってアルバムを作成」や「披露宴で、新郎新婦のこれまでの足跡が分かるビデオを上映」、「挙式・披露宴の様子を写した映像があっという間に編集されて、お開きの時にエンドロール式に上映される」など、一生の思い出に相応しい演出が人気のようです。こうした背景が、結婚費用の上昇に表れているのではないかと思います。
 

結婚費用400万円以上!? どう準備する?

 
親からの援助やご祝儀は、どれくらい?

親からの援助やご祝儀は、どれくらい?


■親からの援助と親族・友人からのご祝儀で収支トントン!
結婚費用に関するデータをご覧になって、皆さんはどう思われましたか? 「えっ、そんなにかかるの?」と思われる人も多いのではないでしょうか? そして次に思うことは「そんな大金、他のみんなはどうやって準備しているの?」です。

前出の「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」では、親からの援助資金や親族・友人からのご祝儀の金額についても調査しています。結婚費用に関して、親・親族から援助があった人は、首都圏で75.8%(全国76.5%)で、援助があった人の援助総額は、首都圏の平均202.7万円(全国推計値195.1万円)です。やっぱり頼りになるのは親ですね。本当に感謝しなければと思います。そして、挙式・披露宴の際の親族・友人からのご祝儀の総額は、首都圏の平均224.8万円(全国推計値232.8万円)でした。

親・親族からの援助と親族・友人からのご祝儀を合計すると、結婚費用の総額とほぼ同じくらいの金額になります。親からの援助が見込める人は、ちょっと安心したのではないでしょうか?
自分たちらしい演出でお世話になった方々をもてなしたい!

自分たちらしい演出でお世話になった方々をもてなしたい!


■親からの援助がない人は、自分たちに合った結婚式をプロデュース
親からの援助が見込めない場合、自分たちで400万円以上を準備する必要があるかというと、必ずしもそんなことはありません。ご紹介したデータは、あくまでも平均の金額で、地域によっても、大きな差があります。もちろん、結婚前までに2人がきちんと貯蓄をしているのなら、それに越したことはありませんが、やり方次第では、結婚費用も随分抑えられるということです。

自分たちの予算の範囲内で最大限、親や友人に喜んで貰えるような挙式・披露宴を、2人で相談しながらプロデュースしてみるのはいかがでしょうか? ただし、ここで借金をしてしまうとそのまま借金グセがついてしまうので、借金を見込んだ予算は立てないことをおススメします。
 

結婚準備で2人の将来が決まる!?

 
ウェディングドレスの選び方で2人の将来が決まる!?

ウェディングドレスの選び方で2人の将来が決まる!?


■挙式までの準備のしきりは新婦が主導権!?
「結婚式は、花嫁が主役!」と言われるように、なんとなく新郎は蚊帳の外に置かれているような気がします。そのせいか、挙式までの準備も新婦は積極的だけれども、新郎はなんとなく乗り気じゃないといった雰囲気になりがちです。そしてそれは、結婚費用にかけるお金の面でも表れてきます。

■結婚に対する男と女の価値観の違い!?
ウェディングドレスの値段も上を見ればキリがありませんよね。ドレスの下見会場で、こんな会話を聞いたことがあります。

彼女「ねぇ、もう一件つき合ってくれる?」
カレ「えっ!? まだ行くの? いっぱい見たじゃない!」
彼女「うーん、でももっといいのがあるかもしれないし……」
カレ「さっきのでいいよ~。キミに似合っていたし」
彼女「あれは今ひとつよ。一生に一度のことなんだし、納得のいくドレスにしたいもの」
カレ「でもさぁ、たった1日、数時間着るだけで何万円もかけるの?」
彼女「ムッ! お金だけで判断しないで欲しいなぁ……」

もちろん、全ての男性・女性がこんな風に考えている訳ではありませんよ(……念のため)。

現実を見れば、結婚費用にかけられる予算の総額もだいたい決まっているので、彼女としても、ある程度の妥協が必要です。また、カレもお金のことだけではなく、相手の彼女の気持ちというのも大切にしないといけません。なかなか難しいところですよね。
 

ウエディングドレスの選び方で2人の将来が決まる!?

 
2人の最初の共同作業は?

2人の最初の共同作業は?


「お金」の面と「気持ち」の面、この両方のバランス感覚がとても大切です。将来、結婚費用よりもお金のかかるイベントが次々に2人に訪れます。住宅購入、子育て、老後の準備、そして旅行や余暇にかけるお金も大きな金額です。「気持ち」だけを優先していたら家計はすぐに破綻してしまいますし、「お金」だけを優先していても、心豊かな生活は送れません。

結婚準備ということでウェディングドレス選びの場面を例に挙げましたが、もし自分の気持ちを優先して、本当にお金に糸目をつけずに我を通すのであれば、2人の将来の家計に危険信号が灯ります。かといって、お金がもったいないと言って、相手の気持ちを無視するのであれば、2人の将来の夫婦仲は危ういものになってしまうかも!?

結婚費用は、2人が初めて出費する大きな金額だからこそ、「お金」に対する考え方、2人の「人生」に対する考え方が一番表れる瞬間でもあります。これから長い時間をかけて2人で作り上げていく人生だからこそ、お金について、2人の人生について一度ゆっくりと話をしてみてはいかがでしょうか?

結婚披露宴で、「ケーキ入刀」を「2人の最初の共同作業」とよく言いますが、実は結婚準備の段階から2人の共同作業は始まっているのです!

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結婚式・披露宴の準備(All Aboutガイドサイト)​​​​​
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