初心者でも、うまく狙えない人でも、戦える
イカになって戦うシューティング。まだまだたくさんの人が遊んでいます
【関連記事】
みんなどうしてイカに夢中? スプラトゥーン(AllAboutゲーム業界ニュース)
もともとは2016年1月までと予定されていたゲームのアップデートも夏まで延長されることが決まり、新しい武器が登場したり、ゲームバランスが調整されたりしています。2016年7月7日にはゲーム内アイドルのシオカラーズのamiiboが発売予定、さらには2回目の全国大会となる「第2回スプラトゥーン甲子園」の開催も決定。勢いを増す盛り上がりを見せています。
さて、ジワリジワリと売り上げを伸ばしているということは、ジワリジワリと初心者が増えているということでもあります。でもこれから始めると、周りのレベルについていけるか心配、なんていう人もいるんじゃないでしょうか。
というわけで、これからスプラトゥーンを始める人のために、いきなりボコボコにされないコツのようなものを少しお話してみたいと思います。もう1年近くも経っているわけで、発売日に買った人にとっては本当に今更な話ばかりです。しかし、それこそが初心者と熟練者の差であり、後から入ってくる人の障壁になり得るポイントかもしれません。
既にプレイしている人からすると当たり前すぎる話ではありますが、解説してみたいと思います。
塗りに始まり、塗りに終わる
スプラトゥーンの、特にナワバリバトルにおいて、塗ることはメリットだらけなのです
初心者の方や、シューティングがそれ程得意じゃない人にとって重要なことは、塗ることです。スプラトゥーンのナワバリバトルは、最終的により広い範囲を自分のチームの色で塗った方が勝つというルールですが、塗ることにはもっとたくさんの意味があります。
自分のチームの色で塗られているところには、イカになって潜ることができます。それはつまり、隠れることを意味しますし、高速で移動できることを意味します。逆に相手に塗られているということは、隠れ場所が無くなり、移動も遅くなるということです。撃ち合いをしていて、片方だけが姿を隠しながら高速で移動するなんて、これほど有利なことがあるでしょうか。広い範囲を塗ってさえいれば、仮にあなた自身が敵を倒さなくとも、仲間がその有利を活かして撃墜してくれるかもしれません。しかも、その有利な状況が得点にもつながっているのですから、スプラトゥーンのナワバリバトルは、塗りに始まり、塗りに終わると言っても過言ではありません。
ゲームを始めたばかりの頃は、撃たれるとついヒートアップして、敵のいるところに突っ込んで、またやられてしまうというのを繰り返すことがあります。落ち着きましょう。相手の方が狙うのがうまくても、避けるのが冴えていても、勝負はそこだけでは決まりません。撃たれたら、撃ち返すのではなく、撃たれても、塗り替えせばいいのです。
じゃあ、どうしたらたくさん塗れるだろう、という話になります。