4月になり、大学への進学や就職と新しい人間関係が生まれる季節になりました。今回は、新しい人間関係を作る際によく困るポイントとその対策を紹介します。

「隣で話している人と、仲良くなれない気がする」

新しい環境で生活が始まると、自分の近くで話している人の話し声が気になってしまいます。例えば、入学式や新入社員の研修などでは、ちょっとした顔見知りの方が会話を始めたり、会場で知り合った人同士が会話を始めることがあります。そうした会話が、自分の隣の席で始まると、「私は、仲良くなれない感じがしたのかな?」「なんで私は声をかけられなかったのだろう」「仲良くなれないような気がする」と様々なことを考えて、不安な気持ちになってしまうかもしれません。

しかし、実際、隣で話をしている人達は、あなたのことは全く気にしていないことがほとんどです。「話しかけづらいから話しかけるのをやめておこう」よりも、「自分の席と隣だから」「目があったから」などのちょっとした理由で別の人に話しかけているだけなのです。

もし、あなたが何かのきっかけで、隣の人達に声をかけたとき、その人達は会話を始める前のあなたの印象を全く覚えていないことに気がつくでしょう。このように、自分は気にしているけれど、実は気にされていないことがたくさんあります。勇気を出して、声をかけてみると新しい人間関係が生まれます。
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話してみると、意外に良い人だったという経験もよくあることです。


「声をかけると迷惑になるんじゃないか?」

目の前に、同僚、先輩、同級生などを見つけたとき、相手が何もせずにぶらぶらしているだけ、ということは、あまりないかもしれません。会社であれば、常に何かの仕事をしているでしょうし、学校であれば、他の同級生と話をしているかもしれません。そんな時、ついつい出てくるのが「いま、声をかけると迷惑になるんじゃないか?」という考えです。

こういう場合は、自分に「じゃあ、自分が話しかけられたら、迷惑だと思うだろうか?」と問いかけてみましょう。例えば、机の上を整理している時に、「すみません、聞きたいことがあるんですけど?」と訊かれて、「迷惑だな」と思うでしょうか? 誰かと話している時に、「すみません、ちょっと道をききたいんですが?」と聞かれた時に、「いま、いいとこだったのに」と感じるでしょうか? 多くの人は、声をかけられると、その声に反応することで精一杯で、「迷惑だな」と思うことはそれほどないのです。立場を入れ替えて考えることで、少し勇気が出てきます。