「糖質制限ダイエットは危険なのか!?」と話題になった一方で、糖質制限で実際に痩せた人は多くいます。一体、糖質制限ダイエットは体に良いのでしょうか?悪いのでしょうか?

糖質制限ダイエットとは?

糖質制限undefinedダイエット,allabout,桐谷秀樹undefinedダイエット,

糖質制限ダイエットは危険なのか?

すっかり定番になった糖質制限ダイエットですが、元は、糖尿病患者の糖質摂取量を抑えるために考案された食事法。過剰に摂取すると体内で脂肪となる糖質の摂取量を抑える、という考え方です。糖質を多く含む食材は、主食(ご飯、パン、麺類)、果物、イモ類、一部の調味料(砂糖、みりん、ソース、ケチャップ、チリソース)などです。これらの摂取量を控えたり、避けることで体重増加を防ぎます。特に、一度に食べる量の多い主食をカットすると、摂取カロリーを大幅に抑えられるので、その分減量も早く進みます。短期で効果が確実に見えることから、人気のあるダイエット法です。


糖質制限ダイエットの危険性

成功率の高いダイエット法ですが、危険もはらんでいます。成功談ばかりが注目され、その裏に潜む危険性はあまり着目されていませんが、糖質制限を行ったことで何かしらの不調を感じるようになった人が多いのも事実です。本来、糖質は体を動かす大切なエネルギー源。それを長期に渡り避けることは、体に何かしらの影響を与えると考えるのが普通ですよね。

「糖質制限により死亡リスクが高まることはない」「糖質制限により病気になることはない」と唱える医師もいますが、私がダイエット個別指導で多くの女性のダイエットカウンセリングと指導を行ってきた中で感じるのは、「過度な糖質制限は女性の体に悪影響を及ぼしやすい」ということです。そこで、実際に糖質制限ダイエットを行った女性たちの声を集めてみました。


糖質制限ダイエットを実践した女性の体験談

糖質制限undefinedダイエット,allabout,桐谷秀樹undefinedダイエット,

糖質制限経験の女性の声を見ると、極端な豊富は心身への悪影響をおよぼしていることがわかります


●主食を食べない生活を7カ月間続けた女性:33歳

「1~2カ月は順調に体重が落ちたが、それ以降は全く体重が減らない。体重が減らないのに主食を我慢していることがストレス。でも、食べ始めたらまた体重が増えるから食べることもできない」

●糖質を含むあらゆる食材を食べない生活を1ヶ月間続けた女性:26歳

「1ヶ月間で6kg痩せたところでダイエットをやめたら、それまでのストレスが爆発したのかドカ食いが止まらなくなった。3日間で元の体重に戻り、それから2週間で5kg増え、結局ダイエットを始める前よりも太ってしまった」

●ご飯の量を毎食2~3口程度食べるだけ、という生活を5ヶ月間続けた女性:31歳
「ご飯は食べませんが、その代わりに、結局食後にたくさんのお菓子を食べるようになってしまいました。それまではお菓子はあまり好きではなかったんですが、嗜好がすっかり変わってしまった。毎食後お菓子を食べることを止められない。体重は微妙に増え続けている」

●主食の量を減らす代わりに、たんぱく質メニューの量を増やした女性:29歳
「最初の1週間で4kg減ったが、それ以降は全く変化なし。たんぱく質メニューを多く食べるようになったせいで油の摂取量が増えたのか、健康診断に行ったらコレステロール値が高くなっていた」

●主食、お菓子、果物、糖質を多く含む野菜類を食べない生活を4ヶ月間実施した女性:36歳
「今まで生理周期が乱れたことはないのに、今、2ヶ月半生理がこない状態。ストレスや病気など思い当たる原因はなく、今までと違うことと言ったら、糖質制限ダイエットを始めたことくらい。糖質制限と生理が止まってしまったことは関係があるのでしょうか……。」

●糖質の摂取は朝食だけ。昼食と夕食は一切糖質を摂取しない生活を7ヶ月間実施した女性:43歳
「体が冷えやすくなった気がする。セルライトも目立つようになった」

●主食を一切食べない代わりに、たんぱく質や脂質は気にせずに好きなだけ食べる生活を11年間実施した女性:32歳
「健康診断で血尿と言われ、腎機能が低下していることがわかった。糖質制限ダイエットを始める前までは、そのようなことは言われなかった」


正しい糖質制限ダイエットの取り入れ方

糖質制限undefinedダイエット,allabout,桐谷秀樹undefinedダイエット,

栄養バランスをしっかり整えながら適度に糖質制限するようにしましょう

糖質制限ダイエットが体質や性格的に合っているのかどうかは、人それぞれですが、このように糖質制限ダイエットで失敗している人の声を見てみると、美容や健康のリスクもあることがわかります。糖質制限で何かしらの不調や失敗をしてしまった人に共通していることは、心身に負担がかかってストレスに感じるほどの極端な方法で実施し続けた点です。 

主食だけではなく、お菓子やジュース類からも糖質を摂取する機会が多い日本人が、ある程度意識して糖質の量を減らすことは健康上良いことです。ただ、それも行き過ぎると心身にとっては大きなストレスとなります。悪影響が及ばない程度に取り入れるのが正解です。

例えば、「食べ過ぎた翌日のみ、主食を食べない」「就寝3時間前になったら糖質は摂らない」「ご飯はお代わりしない。おかずの量を増やして、ご飯は茶碗一杯分だけにする」「チョコレートやスナックなど、糖質の多いお菓子は食べない」というように、適度に糖質制限を取り入れる程度であれば、心身に負担をかけることなく健康的に体重を落とせるでしょう。実際に、そのような取り入れ方を実践している女性の方が、時間はかかっても、結果的には目標体重に達し、リバウンドせずに理想体重を維持できています。

まとめると、糖質制限は結局は良いのか、悪いのか?の回答は以下になります。

・個人個人の体質や性格に合う合わないがある
・何か一つに偏った極端な方法を続けることはリスクが伴う
・悪影響が及ばない程度に適度に取り入れるのが正解

美容と健康のためにも、糖質制限は適度に取り入れ、栄養バランスの良い食生活と適度な運動を習慣化してヘルシーボディを作ってくださいね。

■関連記事
炭水化物大好きさんに送る、ダイエットテク!
パンを食べても太りにくい人の共通点
ダイエット疑問集!痩せられないみんなの疑問TOP5



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。