一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

インテリア実例:DIYと雑貨彩る、カフェ風な暮らし(3ページ目)

大好きなものばかりに囲まれたカフェ風インテリアのワンルームに暮らす一人暮らし女性を取材してきました。モノは決して少なくないけれども、生活を感じさせない収納スタイルもお見せします。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド


「ちょうどいいものがないから、作っちゃおう」で始めたDIY

一人暮らしのインテリア

カーテンのかかった棚は、さちさんのDIY。この中にはテレビが収納されている

さちさんの部屋にはDIYされた家具がいくつもあります。初めて作ったのはテレビボード。上の写真ではテレビボードには見えないかもしれませんが、この棚のカーテンの奥にちゃんとテレビがあるんです。「テレビを丸ごとしまって、隠せるものがほしかったんですが、ちょうどいいものがなかったので、作っちゃおうかなって」と、さちさん。
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(左上)天板が棚からちょっとはみ出しているのがポイント。こうすることでピッタリ揃っていなくても不格好に見えない (左下)棚の上も雑貨が魅力的に飾られている (右)カーテンの奥から登場したのは、今や知らない人も多いかもしれないテレビデオ。通常の地上波を見ることはなく、たまに見るのが、こちらも今や知らない人が多いかもしれないVSHのビデオ。ジブリアニメが大好きとのことで、ワイン箱の中にはビデオがぎっしり

どうやって作ったのか、その手順を伺うと、「まずは素人なりに設計図を描きました。それからホームセンターに行って、その設計図に沿って材料を切ってもらって、電車で持ち帰ったり、すごく重たいときは送ってもらうこともありました。あとは、部屋で一人でコツコツと」とのこと。

この棚の天板は一枚板でできているわけではなく、複数の板を組み合わせて作っています。「こういうところはプロのようにぴったり合わせられないだろうと思って、棚に対して天板が少しはみ出したデザインにあえてしています」とのこと。最初の設計の段階で、とてもよく考えられていることがわかりますが、「でも、作っている途中で、辞めればよかったなぁってしょんぼりすることもありましたよ(笑)」と、さちさん。
一人暮らしのインテリア

(左上)デスク奥のパーティションもDIYで (右上)絵を描くことが趣味だというさちさん。パーティションに画材道具をつけて (左下)脇にも小さな雑貨コーナーがある (右下)ダイニングテーブルのある側に可愛いハガキをギャラリーのように飾って

ちなみに、さちさんはDIYが特に好きというわけでもなく、特殊な技術を持っているわけでもないそう。それでも自分で家具を作るのは、市販品と違い、「使いたい場所や用途に、ピッタリのものができるのが良いから」と話してくれました。ここまでのDIYはかなりの労力や技術が必要になりますが、手作りをすることで自分が理想の部屋作りに近づけるとともに、愛着のわくものとなるのかもしれません。
一人暮らしのインテリア

(左)洗面所の様子。カーテンの奥に洗濯機がある (右上)カーテンを開けると、タオルなどが収納されている。この棚もDIYで (右下)棚はきっちりとねじや釘で止めてあるわけでなく、立てかけてあるだけ。その間に板や棒を通している

面倒くさがりだというさちさんの楽できる収納術について、次のページから詳しくお見せしていきます>>
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