日銀のマイナス金利導入で住宅ローン金利の動向はどうなる?

前月に長期金利が低下したことにより、2月の住宅ローン金利は、10年固定や長期の全期間固定で金利が下がりました。フラット35の最低金利も返済期間21年以上、20年以下とも先月から0.06%下がりました。日銀のマイナス金利導入が発表され、すぐに住宅ローンの金利を下げた金融機関もありました。

しかし、導入されるのは2月16日からです。また、マイナス金利になるのは、金融機関が日本銀行に預けたお金が対象ですから、直接的に住宅ローンの金利に影響するわけではありません。ただし、今後、政策金利が変更になれば変動金利の金利が動くでしょうし、実際に10年国債の利回りは大きく下がっており、長期の固定金利の金利にも影響が出ると考えられます。今後の経済全体の動きに注意しておきましょう。

信託銀行では金利引き下げ幅を拡大

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2016年2月5日時点
201602hendo

変動金利型の基準金利に変更はありませんが、信託銀行は最大引き下げ幅を拡大したため適用金利が下がりました


変動金利型の金利は、基準となる金利に動きはありませんでした。ただし、三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行が最大引き下げ幅を1.875%にまで拡大しました。この場合の適用金利は0.625%となり、さらにネット銀行を追随する低さになりました。ネット銀行では、ソニー銀行の「変動セレクト」・自己資金10%以上の場合で0.539%、イオン銀行が0.57%と金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利も低水準

10 年固定の金利は先月から0.05%程度下がりました。三井住友信託銀行の最大引き下げ幅の場合で0.70%、三菱UFJ信託銀行の最大引き下げ幅の場合で0.77%、住信SBIネット銀行のネット専用ローンで0.79%と大変低い水準になりました。

<主な金融機関の10年固定> ※2016年2月5日時点
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10年固定の金利は先月よりも低下し、過去最低基準になっています


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページで