英語が流暢なスウェーデンの人々
道を尋ねたり、何か手伝ってもらったりしたら、一言、スウェーデン語で「タッキ!」と言えると気持ちもより一層通じます
スウェーデン語は29文字のアルファベットからなっており「Å、Ö、Ä」の3文字が英語にはないものになります。英語ほど文字と発音に差がないのが特徴で、見たままを発音しても正しいスウェーデン語に近いものになる場合が多いです。「メロディーの言葉」と言われることが多く、単調に発音するのではなく、音階をつけるように波をつけて読むとよりスウェーデン語らしくなります。しかし、最も重要なのは、大きな声ではっきりと話すこと。ボソボソと言っていても、何を言っているか通じにくいので、はっきりと大きな声で試してみましょう!
現地の人とのコミュニケーションは旅の良い思い出にもなり、旅行の楽しさも深まります。今回は、簡単に覚えられる挨拶や、知っておくと便利な一言などを、場面ごとに分けてご紹介します。スウェーデンを訪れたら、ぜひ、使ってみてください。なお、記事の中の発音は、カタカナで表記してありますが、ガイドが感じる言いやすい発音を明記しました。他のものと多少読み方が違う場合があるかもしれませんが、ご了承ください。
まずは、挨拶から!
挨拶は、コミュニケーションの基本、「ヘイ!」と声をかけよう 写真:Magnus Liam Karlsson/imagebank.sweden.se
「おはよう」に当たる「God morgon/グモロン」は朝の挨拶としてよく使われますが、「こんにちは」にあたる「God dag/グダーグ」や「こんばんは」の「God kväll/グッキヴェル」は、改まった感じがし、「Hej/ヘイ」で代用される場合も多くあります。別れの際の挨拶は「Hej då/ヘイドー」が最も一般的です。レストランを立ち去るときや、お店で何も買わなくても出るときには、一言「ヘイドー」と声をかけて出ると良いでしょう。
■朝昼晩の挨拶
God morgon/グモロン・・・おはよう
God dag/グダーグ・・・こんにちは
God kväll/グッキヴェル・・・こんばんは
God natt/グッナット・・・おやすみ
■時間を選ばず使える挨拶
Hej/ヘイ・・・こんにちは
Hejsan/ヘイサン・・・こんにちは
■別れの挨拶
Hej då/ヘイドー・・・さようなら
Adjö/アイヨー・・・さようなら
Vi ses!/ビ・セース!・・・またね!
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