『珠希イズム』を引き継いでほしい

――それでもともと志望ではなかったアイドルですが、やってみて楽しかったですか?

「楽しかったです! ほんとにレッスンとか裏の部分ではつらい時もあったけど、本当ハコイリムスメはメンバーが仲良くって。アイドルって『メンバー同士、仲良くするの大変そうだな』ってあるじゃないですか」

――まあ、そういうイメージもありますよね。

「わたしもハコムス入る前はそう思ってたし、実際結成したてのころはよくケンカもしたんです。でもいつの間にか仲良くなって、今はもう姉妹みたいな。なんでも腹を割って話し合える仲になりました」

――最初のころは「清純派」「清楚」みたいなものを意識していたのが、途中から定期公演のMCなんかもぶちまけるようになって、異様に面白くなったんですよね、ハコムスって。

「最初はライブの時は箱の中に収まろうって思って、収まってるつもりでいて。かなり自分を抑えてました。でも『夏に急かされて』で自分の個性もぜんぶ出せた気しますね。そこでも『Love Peace World』って名言をわたしは残しましたが‥‥」


――自分で言いますか(笑)。

「これはなくなってほしくないですね。卒業発表の時も言ったんですけど、『珠希イズム』をどんどん下の世代に引き継いでいってくれたら……」

――なんか猪木イズムみたいですけど、何でしょう『珠希イズム』とは?

「珠希イズムとはズバリ、わたしみたいに個性を豊かに箱からちょっと出ちゃってもいいんじゃないかな、自分の自由な感じをもうちょっと出していいんじゃないか、ってことです」

――ハコムスは飛び出す人が足りない! と。

「全員が全員自由でもダメだと思うんですけど、でもひとりくらいはわたしみたいな人がいた方が個性豊かになって面白いんじゃないかなと」

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2016年2月16日「Season in the BOX~ムスメたちが駆け抜けた季節~」メンバープロデュース公演(AKIBAカルチャーズ劇場)より


――内山さんみたいな子も許容できるグループでいてほしいと。

「新メンバーも入ってくるので、その中のひとりくらいが珠希イズムを受け継いでくれるといいな、と思っています。(神岡)実希ちゃんとかは絶対箱から出ないと思うので(笑)」

――あの「からあげ戦争」で因縁の神岡さんですね。その話も最後聞いておきたかったんですよ!