ビーズ/指輪・ブレスレットの作り方

ビーズアクセサリーの編み方……平結びで作るビーズブレスレット

マクラメの基本的な編み方の1つ「平結び」で作る、ビーズを組み合わせたブレスレットの作り方です。紐の色やビーズの種類を変えると、バリエーションに富んだアクセサリーを作れます。あなただけのデザインに挑戦してみてください!

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

紐とビーズを組み合わせた編み方! 平結びで作るアクセサリー

ビーズアクセサリー、平結びで作る編み方

紐やビーズの色でガラリとイメージチェンジ!

紐を編んで様々な模様を作り出す「マクラメ」に、ビーズを組み合わせた華やかなアクセサリーがブームです。今回は基本の編み方「平結び」で作る、簡単で程よいボリューム感のあるブレスレットの作り方をご紹介します!

紐とビーズの色によって様々なイメージを生み出せるのも、マクラメアクセサリーの楽しいところ。今回は4つのバリエーションを作り、それぞれのイメージからタイトルもつけてみました。
マクラメ:平結びとビーズのブレスレット

吉野は山桜の名所。

「吉野」。カーキ×クリスタル/ロザリンで、葉と花が同時期に見える山桜を連想しました。
朱文金は赤・白・黒の金魚の品種です。

朱文金は赤・白・黒の金魚の品種です。

「朱文金」。黒×白×シャムルビー/クリスタル、留め具のグリーンから、水中で泳ぐ金魚のイメージ。
田雲雀は湿地帯で生息する秋の渡り鳥。

田雲雀は湿地帯で生息する秋の渡り鳥。

「田雲雀(たひばり)」。こげ茶×ラスターグリーンが、少し寂しくなった秋の大地のようで…。
シリウスの中国名は天狼星と言うそう。

シリウスの中国名は天狼星と言うそう。

「天狼」。紺青×ラスターストーングリーンとラスターストーンブルー、ブルーサンドストーンが冷たい冬の空に見え、シリウスの別称を。
 

平結びのマクラメブレスレット:材料&作り方(朱文金)

※手首周り長さ約17cm
  • マイクロマクラメコード 黒……70cm×1本/160cm×1本
  • ファイアポリッシュ ラウンド 8mm 2トーン シャムルビー/クリスタル()……11個
  • 特大ビーズ ハイブリッドシードビーズ ウルトラグリーンラスター()……3個
  • 丸大ビーズ ハイブリッドシードビーズ グリーンターコイズピカソ()……22個
  • 丸大ビーズ マットアイボリー……34個
  • メタルプラスチック ラウンド 14×14×6mm シルバー()……1個
  • メタルプラスチック メタルプラスチック ラウンド 4mmシルバー()……34個
※の材料はCOSJWEで購入できます。
道具
  • よく切れるはさみ
  • まち針
  • マクラメボード(あれば。コルクボードで代用可能)
  • ライター
  • 先丸目打ち(紐をほどく時にあると便利です)
ボンドは先端1cmほどにつけて

ボンドは先端1cmほどにつけて

手順1.マクロマクラメコードの端にボンドをつけ指でなじませ、乾いたら先端をはさみで斜めに切ります。こうすると、ビーズを通しやすくなります。
このビーズが留め具になります。

このビーズが留め具になります。

手順2.メタルプラスチック ラウンド 14×14×6mmにマイクロマクラメコード70cmの中央辺りに通します。
コードの大体真ん中に来る位置で交差。

コードの大体真ん中に来る位置で交差。

手順3.マイクロマクラメコードを特大ビーズで交差します。
コードはゆっくり通すと上手く通せます。

コードはゆっくり通すと上手く通せます。

手順4.片方のコードを図のようにもう一度メタルプラスチックに通し、引き締めます。
キュッと引き締めて隙間ができないように!

キュッと引き締めて隙間ができないように!

手順5.さきほどメタルプラスチックに通したコードを図のように特大ビーズに通し、引き締めます。
この特大ビーズでメタルプラスチックが安定します。

この特大ビーズでメタルプラスチックが安定します。

手順6.左右のコードを揃え、特大ビーズに通します。
特大ビーズのきわで結びます。

特大ビーズのきわで結びます。

手順7.手順6をマクラメボードに待ち針などで固定し、マイクロマクラメコード160cmの中央をコード70cmにそろえて、平結びを1回結びます。平結びの方法は、マクラメ:平結びの編み方を参照して下さい。
ファイアポリッシュをぎゅっと押し上げて隙間を詰めます。

ファイアポリッシュをぎゅっと押し上げて隙間を詰めます。

手順8.コード70cmのほうを揃えてファイアポリッシュ8mmを通します。
4mm1個・丸大2個・4mm1個の順。

4mm1個・丸大2個・4mm1個の順。

つづけて、コード160cmの左右それぞれに、メタルプラスチック4mm1個・丸大ビーズ2個・メタルプラスチック4mm1個を通します。
サイドのビーズが緩まないように注意!

サイドのビーズが緩まないように注意!

手順9.コード160cmで平結びを3回結びます。平結びをあんだあとは、目が緩まないように詰めます。「マクラメ:平結びの編み方」の「ポイント」参照。
1目ずつていねいに編むのが大切!

1目ずつていねいに編むのが大切!

手順10.コード70cmを2本揃えて、2個めのファイアポリッシュ8mmを通します。
コード160cmに丸大ビーズ2個・メタルプラスチック4mm1個・丸大ビーズ2個を通します。
平結びを3回結びます。
この時点でサイズ確認を。

この時点でサイズ確認を。

手順11.手順7~9を繰り返し、ファイアポリッシュ11個分まで編みます。もしもっと長くしたいときは、必要なだけファイアポリッシュを増やして編みます。
最後は平結び3回分で終わりますが、長さを微調整したいときは3回以下でも、以上でもOKです。
結び目の緩みをチェックしてから切って

結び目の緩みをチェックしてから切って

手順12.コード160cmの両脇を2~3mm残して切ります。
火傷にはくれぐれも注意!

火傷にはくれぐれも注意!

手順13.「焼き留め」を行います。
手順11で2~3mm残したコードの先端にライターの炎をかざしてあぶり、溶かします。
※初めて焼き留めを行う場合は、余っているコードをあぶって、溶け具合を確認してみてください。
スグに冷え固まるので、作業は素早く!

スグに冷え固まるので、作業は素早く!

先端が溶けたらすぐにライターの脇を押し当てて、溶けた部分を固定します。
ちゃんと固まっていることを確認して

ちゃんと固まっていることを確認して

写真のように、紐の切り口が溶けてくっつき、ほどけなくなります。
2本揃えて一結びします。

2本揃えて一結びします。

手順14.留め具のループを作ります。コード70cmの左右に丸大ビーズ11個ずつ通し、余った部分を一結びします。
ここでは丸目打ちを使っています。

ここでは丸目打ちを使っています。

図のように、結び目の輪に目打ちなどを入れて紐を引き締めると、丸大ビーズのきわで結び目を作りやすくなります。
結び目が気になるときは1回だけでもOK。

結び目が気になるときは1回だけでもOK。

もう一度一結びし、先端の3mm程度を残してコードを切ります。
完成まであと一歩!

完成まであと一歩!

先端を焼き留めします。
浴衣や和風のファッションに合いそう!

浴衣や和風のファッションに合いそう!

完成!全体の形を整え、完成です。

サイズの調整方法
※手順10の段階でサイズを確認して下さい。小さくしたい時は最後の平結びを1回だけにするか、ファイアポリッシュの数を減らします。大きくしたい時は、ファイアポリッシュ1個分多く編むか、手順11のあとに70cmのコードをそろえて特大ビーズを数個通してから、ループを編みます。
使用するビーズはすべて、サイズがだいたい同じであればOKです。ただし、マイクロマクラメコード(0.7mm)が穴に通るか、必ず確認してくださいね!


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