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金沢の人気名所を歩いてめぐる!1日観光モデルコース(3ページ目)

主な名所が市内中心部にコンパクトにまとまっている金沢。観光スポットを繋ぐ周遊バスやレンタサイクルサービスも充実していますが、旅行の醍醐味は何と言っても街歩き。足の向くまま気の向くままそぞろ歩いて思わぬ風景に出会ったりガイドブックに載っていない素敵なお店を見つけたり。今回は人気の観光名所を徒歩で効率よく巡るモデルルートをご紹介。城下町の風情を色濃く残す街並みをのんびり歩いて堪能してください。

吉田 薫

執筆者:吉田 薫

金沢ガイド

見て、触れて体験して。新しい金沢の文化発信地「金沢21世紀美術館」

ブルー・プラネット・スカイ@金沢21世紀美術館

何これ?と思うなかれ。これも恒久展示作品の1つ。ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」。

周囲の自然と溶け合った緑豊かな鈴木大拙館を訪ねた後は来た道は戻らず、正面玄関を右に折れ、通りに向かいます。大通りに出たら兼六園方向に直進。左手に見えてくるのが次の目的地の金沢21世紀美術館です。

街と一体化した明るくて入りやすい総ガラス張りで丸い形の同美術館は“まちに開かれた公園のような美術館”のコンセプト通り、2004年の開館以降、新しい金沢の顔として市民は基より、国内外から訪れる多くの旅行者で賑わっています。
店内@Coji

あんこ好きなら行くべし!新感覚あんこスイーツ専門店「あんこ&おやつCoji」。

さらにこの界隈は和洋問わず、美味しいパティスリーお洒落なカフェが点在する絶品スイーツスポット。スイーツ好きはもちろん、ここまで頑張って歩いて来たのだから足休めにぜひ利用してみてください。

金沢21世紀美術館
住所:〒920-8509 金沢市広坂1-2-1
TEL:076-220-2800
開館時間:展覧会ゾーン10:00~18:00(金・土は20:00まで) / 交流ゾーン9:00~22:00
閉館日:展覧会ゾーン 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 / 交流ゾーン 年末年始
観覧料:展覧会ゾーン 有料(企画展ごとに異なる) / 交流ゾーン 無料

時間が止まったかのような古き良き風情が顔を覗かせる「長町武家屋敷跡」

長町武家屋敷跡

加賀藩では武士はすべて城下に居住したので、広大な武家屋敷ともなると、土塀が長く連なっています。冬は雪から土塀を守るために菰(こも)が掛けられます。 ※写真提供:金沢市

歩いて巡る金沢1日観光モデルコースの最後は武家屋敷が立ち並ぶ長町武家屋敷跡です。金沢21世紀美術館からは兼六園を背にして百万石通りを香林坊方面に直進。金沢東急ホテルと日本銀行金沢支店の間の道を下り、せせらぎ通りを抜け、さらに西へと進めば藩政時代に迷い込んだような街並みが目の前に。

ミシュランガイドで2つ星を獲得している野村家や加賀藩士の暮らしぶりが具に見て取れる旧加賀藩士高田家跡金沢市足軽資料館など見所満載な長町武家屋敷跡はまた、こだわりのレストランほっこりカフェが集まるグルメエリアでもあり、ここで夕食を済ませるのもおすすめ。せせらぎ通りまで戻ればさらに選択肢が広がります。
クリームあんみつ@金花糖

最高級の丹波大納言を使った自家製餡がたまらない金花糖の「クリームあんみつ(800円)」。生フルーツもたっぷり添えられています。

いかがでしたか?このルートの総距離は約7km、所要時間は歩く速度にもよりますが1時間30分弱です。各スポットでの滞在時間、昼食や足休めを考慮し、無理のない範囲で歩いてください。

また今回は徒歩でのモデルコースだったので、少し離れた場所にあるにし茶屋街忍者寺は外しましたが、公共交通機関と併用したり既に訪れた場所は省くなど各自応用してぜひこの2スポットまで足を延ばしてみてくださいね。

今回のモデルコースの参考に:金沢市観光協会の金沢市観光マップ

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