城下町の雅な風情を肌で感じながら、古都・金沢をのんびり散策

金沢駅鼓門

アメリカの旅行誌「Travel & Leisure」で世界で最も美しい駅14選に選ばれた金沢駅 ※写真提供:金沢市

四季折々に異なった表情を見せる兼六園、京都の祇園と並び称されたひがし茶屋街、新しい金沢を象徴する金沢21世紀美術館など人気の観光スポットが旧市内と呼ばれる中心部にコンパクトにまとまっている金沢。

城下まち金沢周遊バス兼六園シャトルまちバス金沢ライトアップバスといった観光客向けのバスやレンタサイクルサービスも充実し、初めての旅行者でも観光しやすい街ですが、旅行の醍醐味は何と言っても街歩き。
兼六園

金沢の冬の風物詩「雪吊り」。兼六園の雪吊りが最も有名ですが、11月~3月まで市内至る所で見ることができます。 ※写真提供:金沢市

今回は人気の観光名所を効率よく1日で歩いて巡るモデルコースをご紹介。加賀百万石の栄華を誇った城下町の情緒を色濃く残す金沢の街並みはのんびり歩いてこそ様々な発見や驚きに出会えるでしょう。風情溢れる古都散策にいざ、出発です!

金沢市民の台所「近江町市場」で加賀野菜や新鮮な魚介類をお土産に

近江町市場

300年以上の歴史がある近江町市場。各店舗から全国に発送できるほか、市場内に宅配便の受付所があるので、買いすぎても安心です。 ※写真提供:石川県観光連盟

金沢駅兼六園口を出たら、まずは目の前にある大通りを真っ直ぐ進みましょう。距離にして約1km、15分ほど歩くと近江町市場が見えてきます。鮮魚・青果を中心に飲食店や食材店など百数十店舗が集まる近江町市場はまさに金沢市民の台所。

早朝から開いている店もあり、ショッピングはもちろん、朝食やランチ利用もOK。向かいのめいてつ・エムザ百貨店1階にある金沢の名産品が集結したショッピングスポット「黒門小路」と合わせれば、金沢土産はほぼここで事足りると言っても過言ではありません。
黒門小路

黒門小路では30種類以上の銘菓から好きなものを選び、オリジナルのセットとして詰め合わせることができます。

また近江町市場パーキング口を出て左に少し行ったところにある金沢で1,2を争う人気の東出珈琲店でモーニングコーヒーもおすすめ。大通りに面した場所に位置するカフェ・アルコ メルカートでは金沢B級グルメの王様、ハントンライスをいただけます。

近江町市場
住所:〒920-0907 金沢市上・下近江町、青草町
TEL:076-231-1462
営業時間:店によって異なる
定休日:水曜日定休の店が多い

絶対はずせない「ひがし茶屋街」とグルメスポット「主計町茶屋街」

白玉ぜんざい&棒茶@茶房一笑

ひがし茶屋街の人気和カフェ「茶房一笑」の白玉ぜんざい&棒茶セット(1,166円)

近江町市場の次は京都祇園に匹敵する格式を誇った一大花街のひがし茶屋街へ。近江町市場の市媛神社口から出るとわかりやすいです。右に進み真っ直ぐ通りを下っていくと、突き当たりで三叉路になっているので、次は左へ。

浅野川大橋を越えれば、ひがし茶屋街は目と鼻の先です。ちなみに橋を渡る手前、浅野川沿いに佇むのが主計町(かずえまち)茶屋街。もし時間に余裕があれば、ぜひこちらにも立ち寄ってみてくださいね。
主計町茶屋街

京都の祇園よりも花街らしい風情の主計町茶屋街。奥に見える階段は金沢に所縁がある作家・五木寛之氏が命名した「あかり坂」

世帯数僅か30軒という小さな茶屋街ですが、京都祇園よりも花街の情緒が残っていると映画の撮影も行われた、山椒は小粒でもぴりりと辛い茶屋街です。特に桜の季節ともなればより一層風情が増し、幽玄の世界へと誘います。