金沢の観光・旅行/金沢の基本情報

金沢の人気名所を歩いてめぐる!1日観光モデルコース(2ページ目)

主な名所が市内中心部にコンパクトにまとまっている金沢。観光スポットを繋ぐ周遊バスやレンタサイクルサービスも充実していますが、旅行の醍醐味は何と言っても街歩き。足の向くまま気の向くままそぞろ歩いて思わぬ風景に出会ったりガイドブックに載っていない素敵なお店を見つけたり。今回は人気の観光名所を徒歩で効率よく巡るモデルルートをご紹介。城下町の風情を色濃く残す街並みをのんびり歩いて堪能してください。

吉田 薫

執筆者:吉田 薫

金沢ガイド

春夏秋冬の絶景美が楽しめる「兼六園」と往時の城郭が蘇った「金沢城公園」

兼六園

桜と梅の競演。桜の名所として有名な兼六園ですが、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など紅白合わせて約20種200本の梅が咲き誇る梅の名所でもあります。

2つの茶屋街(どちらか1つでも構いませんよ!)を堪能したら、来た道を戻りましょう。先程の三叉路を今度は曲がらず、ひたすら道なりに真っ直ぐ進んでいくと、約10分超で兼六園に着きます。

途中、右手に金沢で最古参の和菓子店「森八」本店があり、2階の茶寮では主計町茶屋街にある超人気料亭「貴船」の森八オリジナル特製弁当(要予約3,240円)が食べられるので、ここでランチにしてもいいですね。
金沢城公園

ブラタモリでも紹介されましたが、金沢城は「石垣の博物館」と呼ばれるほど多種多様な石垣が存在します。石垣巡りも意外に面白いですよ。 ※写真提供:石川県観光連盟

北陸新幹線開業に合わせて整備が進み、往時の姿が蘇った金沢城公園は“緑の心臓”と呼ばれる自然豊かな街の中のオアシス。兼六園と並んで桜の名所としても知られ、真っ白な城郭と桜のコントラストはうっとりするほど見事です。

兼六園
住所:〒920-0936 金沢市兼六町1-4
TEL:076-234-3800
開園日:3月~10月15日 7:00~18:00 / 10月16日~2月 8:00~17:00
閉園日:無休
入園料:18歳以上310円 / 6歳~18歳未満100円

金沢城公園
住所:〒920-0937 金沢市丸の内1-1
TEL:076-234-3800
開園日:3月~10月15日 7:00~18:00 / 10月16日~2月 8:00~17:00
閉園日:無休
入園料:無料 ※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は18歳以上310円 / 6歳~18歳未満100円

世界的な仏教哲学者・鈴木大拙の世界観を巧みに具現化した「鈴木大拙館」

鈴木大拙館

鈴木大拙館最大の見所「水鏡の庭」と過ごし方は自由な「思索空間」。 ※写真提供:金沢市

兼六園、もしくは兼六園と金沢城公園の次は(兼六園と金沢城公園の両方を訪れる場合は必ず金沢城公園が先、兼六園は後にしてください)、金沢の名所&観光スポットランキング@トリップアドバイザーで4位の人気を誇る鈴木大拙館に向かいます。

金沢城・兼六園管理事務所分室(旧津田玄蕃邸)と金城霊沢の間の出口から出ると、目の前に石川県立美術館が建っています。隣は石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)で、2つの建物の間には鈴木大拙館へと繋がる本多の森公園内に散策路(緑の小径&美術の小径)が整備されているので、ここを抜けます。
本多の森公園

石川県立美術館の裏に出現する滝。本当にここは街の中心部かと疑いたくなります。

鈴木大拙館までは大体7~8分ほど。通りに出るよりは散策路を利用した方が断然時間の短縮になりますし、何より街中とは思えないほど緑が濃く、素晴らしい景色を堪能できるのが魅力です。

鈴木大拙館
住所:〒920-0964 金沢市本多町3-4-20
TEL:076-221-8011
開館時間:9:30~17:00
閉館日:月曜日(休日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
観覧料:300円

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