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コスパ抜群!金沢近江町市場のおすすめ海鮮丼ベスト3

金沢で食べたいグルメと言えば、何と言っても海鮮丼ですよね。海の幸が豪華に盛り付けられた丼は見ているだけで幸せな気持ちになります。今回は近江町市場で1500円以下で食べられる安くて美味しい海鮮丼をご紹介。海鮮丼は食べたいけれど価格は抑えたい人は必見です!

吉田 薫

執筆者:吉田 薫

金沢ガイド

素材も盛り付けも絶品! 金沢自慢の海鮮丼を召し上がれ

市場海鮮丼@近江町市場寿し

金沢で食べたいグルメNO.1の海鮮丼。お昼時にはどこのお店も長蛇の列です。


金沢を訪れる旅行者が食べたい料理NO.1と言えば、やはり海鮮丼ですよね。日本海で獲れた新鮮な海の幸がふんだんに盛り付けられた丼は見た目にも華やかで、一口食べればあっという間に幸せ気分に。

とは言え、海の宝石箱のような海鮮丼は当然ながらいいお値段します。そこで今回は金沢の台所・近江町市場で1500円以下で食べられる海鮮丼をご紹介。安いからと言って侮るなかれ。味も見た目も文句なしですよ!

「井の弥」:目も舌も満足させる豪快ちらし丼を堪能

外観@井ノ弥

テーブル席、小上がり席、カウンターと中は広めですが、開店と同時にあっという間に満席になります。


近江町市場パーキング口傍にある井ノ弥は金沢の海鮮丼発祥の店。全国から食べにくるほどの超人気店で、週末ともなれば行列は当たり前。獲れたての新鮮な魚介が器からこぼれ落ちんばかりに盛り付けられた海鮮ちらしは大いに食欲をそそります。

メニューも豊富で1000円~3800円まで40種類以上の丼が取り揃えられ、一番人気は旬の魚が散りばめられた「ちらし近江町〈特盛〉(1950円)」。しかしながら1500円で食べられる「ちらし近江町」でも十分すぎるほど満足できます。
ちらし近江町@井ノ弥

ボリューム満点の「ちらし近江町(1500円)」。15種類ものネタが隙間なく詰められていてご飯が見えません(笑)


ブリや甘海老、カニ、イクラなど15種類ものネタがお櫃にぎっしりと盛り付けられ、物凄いボリューム。1つ1つのネタも特大で、ご飯と一緒に食べようとすると一口では食べられないほどです。

ほとんどのメニューにはあつあつのお吸い物がセットで付いてくるのも嬉しい心遣いで、箸休めにぴったり。暑い季節以外は温かさが全身に染み渡り、海鮮丼が冷たい料理なだけにほっとするんですよね。
ちらし近江町@井ノ弥

ネタは大将が注文を受けてから切って盛り付けるので鮮度抜群。いつでもきときと(=新鮮)です。


井ノ弥では開店前に並ぶと10%OFFの早割サービスも実施。但し、家族やグループの場合は開店時に揃っていないとサービス適応外になるのでご注意を。また、割引対象は丼のみでドリンク、一品料理、ランチは対象外です。

最後に、配膳のアルバイトはいるものの作っているのは大将1人なので、時間帯によっては供されるまでにかなり時間がかかります。予定が詰まっている人は混雑時を避けるか、開店前に並ぶなどの工夫を。
お昼だけの海鮮ランチセット@井ノ弥

小海鮮丼、サラダ、お味噌汁、デザートが付いた「お昼だけの海鮮ランチセット(1350円)」。


井ノ弥
住所:〒920-0905 金沢市上近江町33-1
TEL:076-222-0818
営業時間:平日10:30~20:00/土10:00~20:00/日祝10:00~15:30
定休日:火曜日

「いきいき亭」:良心的な価格と真心こもったおもてなしの味に感激

外観@いきいき亭

とっても小さくて狭いお店なので、荷物が多い人や大きい荷物の人は注意が必要です。


北國銀行武蔵ヶ辻支店脇のむさし口を入ってすぐのところにある、柿の葉寿司で有名な金澤玉寿司の系列店・いきいき亭。カウンター10席の小さなお店ですが、旅行者だけでなく金沢っ子からも愛されている地元民御用達のお店です。

人気の秘密はお手頃価格ときめ細かなサービス。今や近江町市場内のどのお店もランチタイムは行列ですが、いきいき亭では店先の予約用紙に名前と携帯番号を書いて窓に貼っておくと、順番が来たら連絡してくれるのです。
ミニ金沢丼@いきいき亭

12~14種類のネタが入っていて、とても“ミニ”とは思えない豪華さの「ミニ金沢丼(1500円)」。


店先でじっと待っている必要がないので、待ち時間を利用して近江町市場を散策したりお土産を買いに行ったりと、特に予定が詰まっている旅行者は限られた時間を効率よく使えて便利。

いきいき亭の海鮮丼はネタとすし飯の器が2段に分かれていて、ネタに特製醤油を付けながらいただくスタイル。ご飯の量も大・中・小と選ぶことができ、カニやエビ、ブリから出汁を取った豪勢なあら汁がセットになっています。
ミニ金沢丼@いきいき亭

ネタが器からはみ出ています。しかもネタの下にもネタが隠れていてびっくり。


メニューは高級食材がてんこ盛りの「特選北陸丼(3000円)」、1番人気の「いきいき亭丼(2000円)」、ちょっと食べたい人向けの「ミニ金沢丼(1500円)」など14種類。ミニと言っても12~14種類ものネタが味わえるので、通常の海鮮丼と何ら変わりません。

私はご飯の量は中でちょうどよかったのですが、男性なら大にしたり、それでも物足りなければ「本日のとれたて握り盛合わせ(800円)」をプラスする手も。回転寿司で握り3つの盛合わせを2皿頼むよりもお得でおすすめですよ。
本日のとれたて握り盛合わせ@いきいき亭

回転寿司で握り3つの盛合わせを2皿頼むよりも安い「本日のとれたて握り盛合わせ(800円)」。


■いきいき亭
住所:〒920-0907 金沢市青草町88 近江町いちば館1F
TEL:076-222-2621
営業時間:7:00~17:00
定休日:木曜日

「近江町市場寿し」:四季折々の北陸の旬を味わえる行列ができる人気店

外観@近江町市場寿し

店内は広く、また料理が提供されるのも早いため、行列ができていても回転は速いと思います。


板前が握る本格的な寿司をリーズナブルに味わえる近江町市場寿し。近江町市場内に市姫神社口近くの本店を始め、市場中心にある「海鮮丼いちば」、パーキング口付近の支店の3店舗を展開しており、どの店もランチタイムには行列ができるほど人気です。

それもそのはず、毎朝近江町市場内の競りで仕入れるのど黒や甘海老、富山湾で水揚げされた白エビなど厳選した地物を使ったネタは鮮度抜群。石川県産コシヒカリをベースに独自にブレンドしたシャリとの相性も良く、リピーターが多いのも頷けます。
市場海鮮丼@近江町市場寿し

のど黒で出汁を取った具だくさんのあら汁が付いた「市場海鮮丼(1480円)」。


気になる海鮮丼は海の幸を贅沢に盛り付けた「大名丼(2980円)」から旬の魚介がたっぷり詰まった「旬のおまかせ丼(1880円)」、のど黒入りの「ぜいたく丼(2380円)」、地物ネタを一通り安く食べられる「市場海鮮丼(1480円)」まで全7種類。

「市場海鮮丼」のネタは9種類と井ノ弥やいきいき亭と比べるとちょっと少な目ですが、ボリュームは引けを取りません。すべての海鮮丼に付いてくるのど黒で出汁を取った絶品あら汁もたっぷりサイズで満腹になること間違いなしです。
能登塩三昧@近江町市場寿し

能登の塩でいただく、のど黒・生ダコ・イカの3点盛り「能登塩三昧(610円)」。


さらに握りは1皿(2カン)120円~800円なので、海鮮丼を安く抑えて好きなネタは握りでというのもおすすめ。どんぶり専門店の「海鮮丼いちば」以外は寿司と丼の両方を楽しめるので、どちらも堪能したいという食いしん坊な人は本店か支店へGO!

近江町市場寿し
住所:〒920-0904 金沢市下近江町28-1
TEL:076-261-9330
営業時間:8:30~20:00
定休日:無休
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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